カルガモのいろいろ

 今時期、池にいる鳥たちは非常に少なく、

わずかな鳥が対岸のヨシワラでひっそりとしている。

在籍する鳥たちは水田などに分散出張中なのだろう。

 カルガモは色も形も地味で見慣れているから、

ボケーっと見ていて他の鳥を待つ。

・・・誰も来てくれない

 だが動きに変化があると、あわててカメラをむける。

シャッターチャンスを逃すことが多いが、

写せた時の嬉しい気持ち・・・ただそれだけ。

 暇ではあるが、三脚をセットしてその時を辛抱強く待つほどの暇人ではない。

魚がかかるまで辛抱強く気長に待つ釣り、

これができる釣り人の性格は短気が多いそうだ。

 ならば私は短気では無いようだが、

おまけに執着も無い、意地も無い、根性も無い、金も何にも無い。


おまけは最近(まだ)咲いていたいろいろなオダマキ

 今日も語ることはない。

居候は静かにひっそりと・・・想いは写真に託して。