一か所、訂正しました中間付近の朱書き「申告者」を「未申告者」に訂正。
最終と言うことで、長い文書になってしまいました。
今回の写真は意味も関連性も順番も、まるっきり無視して思いつくままの状態であることをご了承願います。
(これまで少しは文書に合わせて写真を選ぶ努力をした)
(コガラ、ハシブトガラかも?)
今は確定申告の時季なのだろう。
一昨年からだっただろうか、年金収入だけの人は面倒な確定申告をしなくても良いと国は言っている。
だがそれは大きな問題を隠している。
(シメ)
厚生年金や共済年金を受給している人の多くは、余分な税金を引かれている。
確定申告をしないとその税(所得税)は戻ってこない。
国が言う「確定申告をしなくて良い」は
「先取りした税金を寄付してね」の意味。
(ヤマガラ)
確定申告(所得税=国税)をすると、自動的に住民税(都道府県民税・市町村民税)の申告をしたことになる。
確定申告をしないと、住民税の申告をしなければならない。
いずれにしても所得申告はしなければならないのだ。
(ゴジュウカラ)
税の申告をしなくとも、住民税や国保・介護などの金額が確定されるので問題は無いと住民は思っているだろう。
それは市町村に届いている年金の源泉徴収票で額を確定したのであって、本人が申告したものではない。
(遺族年金は申告しなくても問題はないように対処されていた・・・以前は)
それを『未申告者』と表現される。
国保や介護の課税、あるいはそれを利用する場合、
未申告者はその恩恵を受けられない。
多くの住民は、低所得者軽減されているか否かもわからないままだろう。
(シメ)
未申告者が増えて、本人負担が増えて、国の持ち出しは減っていると施設経営者が言っていた。
親切な介護保険関係施設では、低所得者軽減が受けられるように、税の申告をするように勧めているそうだ。
皆さんの市町村で、人口が減っている割合に世帯数はあまり減っていないことを感じたことが無いだろうか。
例えば施設に入所した人は、これまでの家族と世帯が分離される(2世帯に増える)のが通常。
言い換えると、これまで同居していた子供などの所得は算定されないので、ほとんどの施設入所者はおそらく低所得者軽減対象になるはず・・・税の申告をしていれば。
都府県や市町村の独自条例で規定し、未申告・低所得者軽減の運用が異なる場合もあるので、
自分に関係すると思ったら、地元の市町村で確認することをお勧めしたい。
(雪が少ない頃に添付した所と同じ場所)
(昔の話)
トウキビを原料とした、バクダン・ドンなどと表現されたスナック菓子(ポップコーンの類―厳密には違う)
ドン製造業者が憤慨して父に言っていた。
(ヒガラ)
税の申告をしに行ったら、そんなに所得があるはずが無いと税務所担当者が受け付けてくれなかったことを。
貧乏扱いにされた悔しさと怒り。
当時のドンは原価の10倍超えの利益だったようだが、担当者は信じられなかったのか?・・・他事業者との相場を考えたのか?
(こもれび)
税務用語に「トウ ゴウ サン」がある。
給与所得者の税額を10トウとすると、
商工業者の税は5ゴウで、農業者は3サンと言うこと。
認められる経費が大きいことを意味する。
夫婦で旅行やホテルを使ったとき、関係者と打合せを一時しただけで、全ての経費を政務調査費とする政治家の様なものほどではないが。
(ヒヨドリ)
理容院は1日3人の客がいれば生計は成り立つ。
~原価がほとんど掛からないから。
和菓子屋さんはあまり売れてなくてもつぶれない。
~原価の高いアンコを何度も使いまわしできるから。
食料品店は、自宅の食料費を売り上げにしない。
それらは昔の話、今個人経営はみんな辛い。
今マスク製造業者が売り上げを伸ばしている。
ベトナム戦争の時、軍手製造の個人経営者が、数年分の売り上げを上げたと喜んでいた。
税務署は原材料から売り上げを算出する一覧表を持っているから、仕入れ(原材料)をまともに出して、売り上げをごまかしてもばれる。
なので、税対策をしている業者は、主たる仕入れ業者の他に一般消費者のように隠れ仕入れをする。
その隠し仕入れした分の売り上げをまるまる隠す。
予約台帳やレジ履歴が売り上げの証拠になる。
予約制をしない美容院や、時たまレジを打たない商店などは・・・もしかしてと疑われる可能性がある。
ホストクラブなどは、毎年表面上の経営者を変える。
1年以上の経営実績が無いと、税務署は調査に入れない。
この現実を知っている税務署も、いずれは対抗処置を考え出すだろう。
税金(金)に長く関わっていると、個々人の性格、人間性や生活感を深く感じるものだ。
日銭で生活する零細事業者は、税務職員を時には悪代官に思うこともあるだろう。
(ヤマガラ)
しばらく発信は止まりますが、皆様のブログにはお邪魔します。
逆光ながら少しは白色が出たかなと
思っている写真で終わり。