オシドリ

(6月9日小さな池で写したオシドリ

 鳥が消えた大きな池。

遠くに鳥らしき姿が時折見えるだけ。

 5月27日遠くにいた鳥を写した。

オシドリの子供? それとも初めて見る鳥なのか?

ここからこの鳥の事が頭から離れない。

悩むほどではないが。

 6月下旬こんな姿も。

 

 そして7月5日、曇天で木陰の暗い場所ではあったが、

30メートほどの距離で写せた。

 まさに落武者。

毛が生えてくる子供か? 毛が抜けていく老人か。

オシドリと言うことだけは確認できた。

 ようやく調べられたところによると、

オシドリの派手な姿は「繁殖羽(はんしょくう)」と呼び、

繁殖期(4~7月)にメスにアピールするために着飾った姿。

(6月9日小さい池)

 なるほど、これ(上)が繁殖羽。

非繁殖羽のオスは、

 着飾った長い毛が徐々に無くなり、メスと同じ顔になるが、くちばしの赤色はそのままとのこと。

 上は7月15日撮影 ― 長い毛が完全に消えてくちばしが赤い。

ということは、

ここの池のオシドリは繁殖期の終わりが早いのか。

 

 繁殖期に姿を変えるオス鳥は他にもあって、

アオサギのピンクのくちばし、ベニマシコの真っ赤な姿、マガモの緑色の顔、などがあるそうだ。

 

アオサギ4月)

 アオサギのくちばしは徐々に赤色が薄まっている。

アオサギ8月)

アオサギ9月)

 

 ベニマシコの真っ赤な姿・・・なるほど。

マガモ6月4日)

 マガモは6月も11月もオスの顔は変わらず綺麗な緑色。

繁殖期は長いのか?それとも次の繁殖期の準備か?

マガモ11月)

 

 別の池のオシドリ

 9月25日メスを引き連れてまだ繁殖羽?・・・

よっぽど体力があるのか好きなのか・・・下衆の勘繰り。

 

 繁殖羽に非繁殖羽どうでも良いこと、すぐ忘れること。

ただ知った知識を披露したかっただけ。

 

以下、あまりものの、おまけ。

 対岸の茂みの間から写す。

進行方向で待ち伏せしていると、気づかれて方向転換。