傷ついたコハクチョウ

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 20日、雪が降る前に何か良い被写体はないかとウロウロと車を走らす。


 幸先よく真上にトンビが低空で飛んでいた。

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 カモは元気かと、池に行くと水が抜かれていた。
 ここは人工の農業用貯水池だから、秋に水を抜いて春の雪解け水を溜める準備をする。


 右手に見える土手より奥にカモがいて、それを600mmレンズで写していた池。

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 カモたちはどこに行ったのだろう、
足跡はキツネか?アライグマか?エゾシカか?などと考えていた。


 カラスの鳴き声が聞こえたかと思っているうちに、
上空にカラスの集団。
 恐ろしいやら、糞をかけられないだろうかと、慌てて退散。

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 今度は別の池、ここも農業用のため池。


 春に北に帰るコハクチョウが羽を休めるのだが、秋に南に向かう白鳥は寄らない地域。
 なのに1羽だけが留まっていた。


 まだ居るかなと確認しに行ったのだ。

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(暖かいので2本足で立っている)


 なんと、そのコハクチョウダイサギと15メートル程の距離にいた。


 2羽を1カットで写せる位置に、移動しようと思ったらダイサギは飛び立った。

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 野鳥の警戒心を知りながら、ついつい嬉しくて慌てる、いつもの失敗。


 数えきれないほどの反省を繰り返し、今日もすぐに忘れる反省をする。


 そして、コハクチョウを写した。

 何枚も写しながら、何かおかしいと感じていた。

 

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(寒いので1本足で立っている)

 


 家で画像処理をしてアップにすると、右の羽が可哀そうな状態。
 羽は元に戻るだろうか。
 餌を自分で取れるだろうか。
 春までなんとか生き延びられるだろうか。

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