マガモにボタンとボケの花

 先日友人である業者に、これまでより大型のwindows11に対応できるパソコンに入れ替えてもらって

微妙な操作の違いにようやく慣れてきたところ

 (ボタン)

 小学5年生の火事の経験から(続き)

 私のそばにいてくれた友達が早く消えれと言ったが

その時の暗闇はいつもより恐ろしく感じていた私は

心の中で燃え続けてと願った

もう住むことができないならば、朝になるまで燃え続けて暗闇を照らし続けてほしいと思った

 火が見えなくなって、くすぶる煙が鮮明に見えるように明るくなった

それから寝ることもなく、5年生最後の授業にも出なかった

選んで持ち出した教科書は無駄だった

 応援の方々が大きい家財も持ち出してくれ、二人でも持てないような餅つきの臼もあり『火事の馬鹿力』がこれかと思った

私がより分けて持ち出したよそ行の服が入っていたタンスもあった

火事場の私の真剣な行動は、無駄で役立たずだった

 火事の最中

両手に持てるだけの靴も持ち出したが、途中で落として廊下を汚した土を手で払った

靴を脱ぐのが面倒で時々土足をしていたのに、

この緊急時になんでと思うが、緊急時や大変なことが起こった時こそ普段の教えなどを守るようだ

 1階の火の粉が落ちる柾屋根に2階から水をかけていた兄は、台所でバケツに水を入れ(たまるまで待って)運んでいたそうだが、

風呂の水を使えば待たずに済んだのにと、後で母に指摘されていた

 その母も目覚まし時計などの時計を数個持ってから、最低限で良いと考え2個だけを持って運んだことと、

特に仏壇から位牌を持ち出さなかったと反省していた

 位牌は最初に持ち出すべきものと母は言う

たかが位牌なのか?されど位牌なのか?(この表現じたいが間違っているかもしれないが)わからない

後に住職が位牌を作ってくれた

(次回に続く)

(ボケ)