キンクロハジロとシャクナゲ

 目がキン、全体がクロ、翼がハジロ(羽白)なので

キンクロハジロと名がついたそうだ

他の鳥と比べるには目立つオスで表現されとか

 中学校の副読本用の公共施設などの写真を、教育委員会から我が写真サークルが依頼を受けたが

それぞれのスケジュールと天候が合わず

暇な私はおさえ程度に一人ボツボツと写している

(好物の貝らしきものをくわえている)

シャクナゲ

 小学5年生の火事の経験から(続き)

(前回のブログで『関連記事』に2016年3月19日付『解体している家の思い』がありました。読むと今回の火事の記述と多少数値に違いがあるが、記憶力の低下としてご勘弁願います)

3月下旬の真夜中、騒がしい音と声で目を覚ました

向かいの家具屋の倉庫が真っ赤に燃えていて、

それが暗闇を照らす照明のようにも見えた

 それぞれが荷物をまとめ抱えて裏口の方に運んでいる

私は自分のタンスから、普段着・よそ行の服と分けて、よそ行の服だけを持って運ぶ

学用品や自分の日用品も分別し持ち出した

これらが後に反省することになるのだが

 火が我が家に燃え移りそうになったので、家続きの裏の柾工場(まさこうば)まで逃げろと言われたが

そこは夜になると幽霊が出ると言われていたので動けず

俺に続けと言う兄の後に荷物を持ってついて行く

 裏道路向かいの空き地の門を開けてくれて、そこに荷物を入れさせてもらい、私だけがそこで避難していた

応援に来た人たちは頭に懐中電灯を付けている人もいて、タンスや大きいものを運び出していた

 当時の建材は自然木なので、煙が少なくそれほど有害でもなかったから、ぎりぎりまで火の中で作業ができたのだろう

その後も応援の人たちが来て運び出してくれた

 運び出したはずの靴はどこかに行って裸足

寒さと恐ろしさで震えながら燃える火の勢いを見る

友達も火事を見に来て、励ましの声をかけてくれたが

旅館の柱が崩れ落ちるのを見たとき涙が出た

(続く)