農地にいる白鳥 2~1

 白鳥コハクチョウは餌を得るため、日中は農地にいる。

それも雪が残っているような、水分量が多い農地。

 だから、白鳥の多くは汚れている。

 今年も多くの白鳥が滞在してくれたが、

私が子供の頃、白鳥を見ることはなかった。

 1980年頃から白鳥が飛来してくるようになり、

我が町の観光パンフに白鳥の写真が使われて、

住民も白鳥が来ていることを知った。

 今では、農家の家の近くでも見られるほど増えた。

 北に帰る長旅前の休息。

北から来て本州に向かう秋には、見ることができない。

山境の隣町には来ているのだが。

 

動物たちの写真と露天商

 今回は3月中旬に写した写真。

 小学校低学年の経験。

神社祭りには道路沿いに沢山の屋台が並ぶ。

その露天商は的屋テキヤと呼ばれていた。

露天商の多くは露店のテントで寝ていたが、

的屋の元締めなどは旅館(私の家)に泊っていた。

 毎年のことなので元締めなどと顔見知りになっていた。

露店のしょば代(場所代)集めのお供をしたこともあって、

金魚・お面・綿あめなど手に持てないほどもらった。

 ある時、親分?の一人が「坊や背中を流してくれ」と言うので一緒に風呂に入った。

一生懸命背中をこすって、こすって、「全然落ちないよ」と言うと、これは落ちないんだと笑われた。

背中全体に描かれた恐ろしいような絵。

初めて見てふれた刺青(いれずみ)だった。

(朝方はまだ寒いので鼻息が白く見える)

 露天商は近所の家から水をもらったりしていた。

露店が並ぶ道路は町道なので、的屋の元締め立会いのもと、町担当者がチョークで場所決めをし道路使用料を取る。

私が町職員になって、そのことを知って、
仮設の手洗い場を設置するよう指示し、それが続いた。

(ちょっと失礼)

(この日は10台ほどの車)

(保線)



 

 

 

餌場の小鳥の写真と電気風呂の話

 春が近づいて、好みの餌が顔を出す頃

餌場に来る小鳥たちは少なくなる。

米やヒマワリの種などに飽きてくるのだろう。

 昨シーズンは、餌場に来る小鳥たちは少なかった。

ハイタカの襲撃のせいか、小鳥たちの絶対数が減ったのかはわからないが。

シジュウカラ

 写真とは関係ない昔話

 

 小学校の頃(65年程前)の記憶

 電力会社に勤務していた叔父から、勧められて風呂用の電気湯沸かし器(電気風呂)を設置した。

(石炭が燃料の時代)小さな器具を浴槽の中に入れるだけで、風呂の中でスイッチを入れれば追い炊きもできる。

 わずかに流れる電流が健康にも良いと言われていたが、

浴槽の中の人と、浴槽外の人が手を触れると、互いにびっくりするほどの電気が流れた。

危険なので設置を止めた。

ヤマガラ

 今から20年程前のこと。

私が新たに管理することになった施設に、

業者が宣伝用に設置した健康椅子があった。

健康に良い感じがすると評判が良かった。

 「だいぶ前、同じような椅子が自分の家にあって、危険な椅子だったが、改善されたのだろうか?」と妻が言う。

試しに椅子に座り、他の者に触れると、電気風呂と同じようにビリビリと電気が流れて、撤去した。

 

 これからも写真と関係のない思いで話を、気が向いたら語りたいと思います。

なお、数年前に発信した内容とダブることがありますがご了承ください。

ヒヨドリ

ハシブトガラ

ゴジュウカラ

 餌場の小鳥たちは今シーズンこれで終了。

アカゲラ

自然の中で生きる厳しさ

 キツネを求めて牧場付近を車でうろつく。

私の知識では、ネズミや残飯のある牧場付近にいる。

 最初に見たのがヒシクイ

いつもより早いが、間もなくコハクチョウ・マガンが飛んでくるだろう。

 トビも飛んでいた。

 遠くに動くもの・・・

望遠で見るとキツネ。

 200m以上離れていて小さいが、キツネはキツネ。

それも2匹がそれぞれ離れていた。

 今度はカラスに追われ逃げる白い鳥

白鳥に見えたが、家で拡大するとシラサギ

おそらくダイサギであろう。

 しつこいカラスは見えなくなるまで追いかけていた。

 集団で猛禽類まで追いまわすカラス。

野鳥の卵も食べるカラス。

野鳥が減っているように思うが、カラスの仕業ではないかと思う。

 このダイサギを写して、車に乗ろうとしたとき、

50mほど近くの大量に木を伐採したところにキツネ。

 今シーズン一度も会えなかったキツネが、短時間に3匹も会えた。

嬉しくて農家の古民家で営業している手作りケーキを買って家に戻った。

 ルンルン気分ですぐにパソコンでトリミングをしたら・・・

皆さんは気づいただろうか?

 何と尻尾が・・・

アライグマにでもやられたのだろうか。

アライグマが増えるとキツネなどが減る。

今シーズンキツネに合えなかったのはそのせいだと思う。

 憎きアライグマ・憎きカラス・・・

とは言っても、これが自然のすがたなのだろう。

 

後期高齢者

 雪が沈んで牛たちも外に出るようになってきた

今回は3か所の牧場から

 3月12日丑年生まれで、後期高齢者の仲間入り。

高齢者は65歳からで(交通法では70歳など一部に定義が異なるのもあるが)後期高齢者は75歳から。

 75歳から後期高齢者ではなく、高齢者に変更される可能性が強まっているが、

それにともない、後期高齢者の定義はどうなるのだろう。

また、年金・介護などの高齢者福祉などはどのように変わるのだろう。

(上の写真)右の牛のような元気はもう無い

 キツネもリスも今シーズンは見ていないが、

これらの足跡が何のものかはわからない

 今時期に、街場の雪を見て「とけた」と言うが、

農地や排雪地の雪を見て「しずんだ」と表現する。

 融雪剤を散布した農地

融雪剤には肥料も含まれていて、その肥料の種類によるものなのか、近年茶色の融雪剤も増えてきた

 

仔馬と最近の風景

 へたる馬(上)なつく馬(下)はどこにもいる。

 馬の牧場は数か所に分かれていて、以下は親子の馬だけがいるところ。

 汲み取り式のトイレが主流の頃、バキュームカーで便を汲み取る仕事をしていた悪友は、

独特な匂いで医者より先に糖尿病を発見できると言う。

   写真に合わない内容の点ご勘弁願います。

 便槽に浮いているコンドームの数で、夜の営みが盛んなこともわかると言う。

コンドームは使用後、空気が入らないよう縛ると便槽で沈むそうだ。

今は関係ない昔の話。

 処理センターに運ぶのを、畑にまいてくれと言う農家もあったそうだ。

確かに昔は臭いにおいの畑があちこちにあった。

 コンドームをかぶった野菜が出来たら面白いな・・・

真空パックされたキュウリです・・・

いろいろ想像しながらバカを言っていた若かりし頃。

(路上のムクドリ

 以下、牧場から見る風景



何もない日々の寄せ集め

 天気が良い日、山や農村地区に出かけても、

写そうと感じた風景(場所)は、何度も写したところ。

鳥やキツネに出会えず、すれ違う車もわずか。

 いつもの餌場はにぎわっているが、

写すことに飽きてきた感じ。

 必ずいてくれる牛とヤギ

 夏に飛んでいる場所と違うところでモーターパラグライダーが遠くに見えた。

 畑の雪が、強風で飛ばされて道路に溜まった(吹き溜まり)

 右側面の構築物は、吹雪を受け止めながら、風を道路にぶつけて路上の雪を飛ばすシステム。

ツララ(氷柱)

 雪解けが進むころ、三角屋根の上の方から雪が溶け始め、その水が雪の下をくぐって軒先に出てツララになる。

 三角屋根の天井裏に断熱材が入ってない古い家や、断熱材にすき間ができると、室内の熱が屋根に伝わり、真冬でもツララができる・・・昔、ツララは真冬にできるものだった。