今回は3月中旬に写した写真。
小学校低学年の経験。
神社祭りには道路沿いに沢山の屋台が並ぶ。
その露天商は的屋(テキヤ)と呼ばれていた。
露天商の多くは露店のテントで寝ていたが、
的屋の元締めなどは旅館(私の家)に泊っていた。
毎年のことなので元締めなどと顔見知りになっていた。
露店のしょば代(場所代)集めのお供をしたこともあって、
金魚・お面・綿あめなど手に持てないほどもらった。
ある時、親分?の一人が「坊や背中を流してくれ」と言うので一緒に風呂に入った。
一生懸命背中をこすって、こすって、「全然落ちないよ」と言うと、これは落ちないんだと笑われた。
背中全体に描かれた恐ろしいような絵。
初めて見てふれた刺青(いれずみ)だった。
(朝方はまだ寒いので鼻息が白く見える)
露天商は近所の家から水をもらったりしていた。
露店が並ぶ道路は町道なので、的屋の元締め立会いのもと、町担当者がチョークで場所決めをし道路使用料を取る。
私が町職員になって、そのことを知って、
仮設の手洗い場を設置するよう指示し、それが続いた。
(ちょっと失礼)
(この日は10台ほどの車)
(保線)