ヒツジと花(4月上旬の写真)

 4月上旬、色々な小さい花が咲き始めつつある。

 

 ヒツジの子供も歩けるようになってきたが、

片手で持ち上げられるほど小さい。

 ヒツジ・羊を北海道ではめんよう・綿羊と呼ぶ。

 過去にも書いたことであるが、羊には忘れられない恥ずかしい思い出がある。

 20歳代に友人と5人で、水や地熱を利用して熱源を作るヒートポンプ事業を始めた。

それまでの仕事を続けながら、1人を雇って。

その前段に資金を確保しようと羊を飼育し、

製薬開発の研究用に使う羊の血液を提供した。

 動物の大手輸入会社の知り合いの専務に依頼し、手数料無しで顔が黒いサホーク種(5頭だったと思う)を10万円で輸入した。

サファリパークの知り合いの獣医に依頼して、観客に触れ合う動物として育ててもらった。

 羊は繁殖力が強く、毎年数頭ずつ増えていく。

・・・はずだったが、毎年増えては死んでいく。

そのサファリパークは、経営難から動物虐待で道の指導を受けており、おそらくライオンなどのエサになってしまったのだろう。


 水や地熱を利用して熱源を作るヒートポンプは、温暖化対策の一つとして注目されているが、

当時はそんなことできるわけないと、相手にもされず。

 血液の売却収入と、残った羊を売って、それなりの収益を得たが、

ヒートポンプ事業は何もしないような状態で終わった。

 ちなみに、ヒートポンプとは、

水・空気・土の持つ熱を吸収(熱交換)することにより、他を温めること。

 10℃の水は冷たいが、0℃の水から比べれば、10℃の温かさがある。

 A・Bそれぞれ10℃の水を用意し、

Aから5℃の熱をBに移行(熱交換)すれば、Aは5℃でBは15℃になる。

 冷蔵庫はこの原理で、冷蔵庫内で奪った熱を外に放出(熱交換)するから、冷蔵庫の裏側が熱。

 以下4月上旬に咲いていた花。

次回から花を連載するので、

花の名が不明・間違いの場合はご指摘願います。

(クロッカス)

(ツクシ)

(グローリーオブザスノー)

(???)

(ネコヤナギ)