(11月下旬の風景から)
これだけの完璧な雪囲いは少なくなった。
積雪で枝が折れたら仕方ない・・・
どうせ俺が死んだら誰も世話をしないだろう・・・と
動くことがおっくうになった高齢者の心境は秋の色のよう。
雪に負けず緑を保つ笹。
笹のような気持ちを少しだけ持ちつつ
自然の流れに寄り添う高齢者
収穫されたビート(甜菜=てんさい)は、精糖工場に運ばれるまで畑のそばで一時的に保管されている。
重いビート、高齢化とともに生産農家は減っている。
(11月28日の撮影、今雪は無い)
リンゴ畑にあった木。
実の大きさはサクランボ程。
農園の主に聞くと
リンゴの台木(リンゴを接木する土台の木)でM26台だとか、
リンゴの台木『マルバカイドウ』だとか説明を受けるが
わからない。
説明を受けている足元にイチョウの実が落ちていて、
銀杏をみんな持って行って良いと笑いながら言われたが、
遠慮した。
身近で銀杏を作ると聞いたことは無い。
イチョウの葉は散っても綺麗だが、実は腐ると臭いと聞いたことがある。