ほぼ直線で数キロ続くこの川は、水面幅は4m程度の狭い川だが、急斜面な土手が白鳥たちにとって安全な環境となっているのだろう。
我が地域では渡りが見られるのは春だけだが、
この川は春も秋も渡りの姿が見られる。
細長い川には、幾つもの橋がかかっていて、
それぞれの橋の上から、カメラやスマホを構えている姿が見える。
(昨年の写真)
今年も大きな川のこんな写真をイメージしていたのだが、
この冬、この大きな川に積もった雪の上の足跡はあまりにも多すぎた。
一時、先発隊らしき数羽を見かけたが、
その後白鳥も、雁も鴨も、この広い川に寄り付かなかった。
そんなわけで、この狭い川で初の撮影。
きれいな川の、顔が汚れた白鳥のように見えるが、
実は川の色は茶色。
陽射しとカメラの角度で川の色が綺麗に見えるだけ。
護岸をコンクリートなどで覆うことなく、自然のままにとの発想になると、どうしても土が水を濁らせてしまう。
見た目は汚い色だが、微生物が増えて、魚たちも増えて、鳥たちも増える。
以下、茶色い色が目につく写真だが、
その点を理解して頂き、
さらに願わくば白鳥を集中して頂きたい。
集中して・・・
集中して・・・
白鳥に集中して・・・
そして貴方は白鳥になる・・・・。