木の花とともに春を感じる
(コブシ~今日の写真は5月2日頃に撮影)
風が強い連休だったが、5月に入ると20度を超す日もあり、あちこちに花が咲き始めた。
米は、平均気温を毎日足して、その温度が1,000℃(必要温度)に達した時が収穫時期とされている。
作物それぞれにその必要温度があるそうだ。
(こぶし)
平均気温と言っても、葉に隠れる茎の部分の温度や、地中の温度など測定する場所は作物により異なるそうだが、
知ろうとする気は起きない。
こちらは、届いたものを食べられればそれで良い。
(エゾツツジ)
花にも必要温度があるのだろうが、これもどうでも良い。
咲いてくれればそれで良い。
収穫物に、咲く花に感謝。
・・・感謝の気持ちは少ないか?
春の花がそれぞれに次から次と咲き続けた連休。
連休前に救急搬送された93歳夫の病状が落ち着いて、
「なぜ俺はここにいるのだ、家に帰る」と86歳妻に駄々をこねて困っていると、身内が4月30日相談に来る。
病状が落ち着いたと言っても、日常生活に強力なサポートが必要な状況。
介護度が認定される前に、必要な対応は出来るのだが、何せ連休により身動きが出来ず。
入院を続ける説得となだめる毎日が続いただろう。
遠くの子供たちもそれぞれに駆けつけ協力してくれたのは幸いだった。
そして連休明け、この件で私も動き始めたのだが、
個室から4人部屋に移ろうとした早朝、急変し他界した。
病室で孫たちと93歳の誕生祝いをした3日後であった。
(以下、木蓮と思うのだが??)
大正の最後の年に生まれ、令和の最初の月に亡くなった。
2年前、葬儀委員長を頼むぞと言われたことを思い出した。
(水芭蕉)