洞爺湖のまれに出る雲海の写真が、兄からメールで送られてきた。
雲海や霧の風景撮影は難しい。
だから挑戦しようとは思わなかった・・・メールを見るまで。
天気予報を見、目覚ましをかけ、顔も洗わず早朝出発。
目的の山まで約1時間、良い霧(もや)がかかっている。
いいね、イイねと、撮影イメージが確立していく・・・。
対向車はどれも大型トラックで、ライトをつけている・・・???
あと5キロ・・・もやの帯を何度も潜り抜けて、・・・・霧の中。
自分もライトを点けて到着。外に出る気はしない。
カメラを持った人が1人、2人と戻ってくる。
もしかしてと歩き始める・・・・もしかは無かった。
また車の中で、タバコをくゆらし、コーヒーを流し込み、
シュークリームをほおばり20分、30分、もう帰ろうか?
霧は一瞬で晴れることがある、・・・1時間・・・霧は晴れない。
クリームが胸元についている。
紙でぬぐったら目立たない・・・妻には黙っていよう。
帰ることにする。進むにだんだん霧は晴れてくる。
晴れているところに移動しているのか?現地も晴れつつあるのか?
戻ろうか・・・戻ってまた霧の中なら悲しい・・・やっぱり帰ろう。
栗の木の風景
ヤチダモの木