現在の成人式は1949年に祝日法により、1月15日を成人の日と制定されたことから始まる。
その後の改正(祝日の増加=ハッピーマンデイ制度)により、2000年から1月の第2月曜に変更された。
成人式の主催は地方公共団体と定められているので、それぞれの環境を考慮し工夫し実施されている。
住所が無くても親元があれば対象にする、式を1月の第1日曜日やお盆に開催する、若者向けのイベントを企画するなど、出席率の向上に主催者は苦労しているが思うようにならず、時には暴れ目立とうとするものが現れることは残念である。
カケス
成人式は『おとなになったことを自覚し、みずから行きぬこうとする青年を祝いはげます』ことを趣旨とした、日本特有の通過儀礼としての行事。
『成人とは社会に妥協することであり、成人式がその儀式ならばこれを拒否する』
成人の日が制定されて20年目に成人を迎えた私のこと。
式に出ず親に怒られた。
「今日から皆さんは社会人の仲間入りです・・・」「今日から大人の自覚をもって・・・」などと主催者が挨拶するが、就職した時から社会人と言われているし、今までは大人じゃなかったのかと疑問を持つところ。
若者は成人の日の趣旨を理解・納得しているのだろうか。
成人者のアンケートによると、同窓会的感覚が多く、歌手などのイベントは良いがお祝いの言葉は不要、2次会をセットしてほしい、着物が着られて嬉しい・・・などが本音。
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『若者が語り合う場。正装で集まる場・・・』など、趣旨を考え直してもいいのではないかと思うのだが・・・。
祝日法はこれまでいろいろと変更され、その都度専門家などから意見が出たが、趣旨・内容はどうでもいい、休みが増えればそれでいいという多数の意見もあり、結局は提案のとおり決定されてきている。
祝日というものは、趣旨や名称を知らなくても、休みであればそれで良いのだ! ・・・・皆がそれで幸せなら、それでいいか?
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