電気復旧しても、つながらない回線

 心配をおかけしていますが、いたって元気です。
ただ、光回線が不通状態でブログに入れない状態でした。
皆様のあたたかなコメントに感謝申し上げます。

 

最近の写真から

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 5日夕方、千歳基地に帰るジェット戦闘機が遠くで飛んでいた。
 今は、震源地厚真に向かうヘリコプターが我が家の上を通過していく。

 

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近くを飛ぶヘリコプターを気にしていないトンビ


 災害が起きると、多くの行政は、災害対策本部なるものを設置し、会議を開き、調査方法を協議し調査に入る。
 我が町では、構成する30の自治区(町内会)それぞれに3、4人の町職員を担当者としているから、調査等は早い。
なので、他市町が被害報告できないうちに、いち早く被害報告を出せたことからか、

これが発表され、こちらの地域を知っている人は相当心配したようだ。

 

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我が町ではこの様な状況は一切ないので、身内から届いた札幌西地域の様子。

札幌は山や湿地を切り開いた地域があり、この様な被害が多い。

 


 7日早朝、東京に住む大学時代の後輩からの電話で起こされる。
 必要なものを持って私の所に来るという。
被害がないからと言っても、大学時代から色々お世話になった恩返しをさせてほしいと。
 秋田出身の行動力のある体の大きな女性だった。
 「必要なものは現金だ」と言ったら断られた。

 

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先の写真と同じ地域


 その後朝食を済ませ、ブログに入ろうとしたが通じない。
 電気が正常でありながら、光回線につなげてある固定電話も不通。
 水道は止まることなく、6日の日中には電気が回復し一安心していた7日の朝、ネット・固定電話が不通になるとは。

 

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最近の写真から


 9日未明に回線が復旧し、ネットやブログ対応を合間合間で行い、ようやくこのブログの発信にこぎつけたところ。

 

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最近の写真から


 旧式設備の上水道は自家発電できないので断水。
 マンションなど屋上に水を汲み上げてから給水するタイプもモーターを動かす電源が無く断水。
 ごみ処理施設、温泉・娯楽施設も稼働できず。
 電気が止まると全てが止まると言ってもいい世の中。

 

 

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 北電(国)は、原子力発電を稼働させることを前提にしているので、現時点で電力量にゆとりを持つことは考えていないようだ。
 地域停電ではなく、全道が停電になったことは、対応ミス・計算ミスと言う専門家もいるが、いずれ明らかになるだろう。
 この停電のため、わずか震度2だった泊原発が外部電源を失い、福島原発事故のようになりかねなかったと言われている。

 

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むく鳥とスズメ


 この様になった状況の責任よりも、これを利用して、
「だから、原子力発電の推進を」と言い始めるのか?


「だからこそ、原発廃止宣言をすべし」と言いたい。

 

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再度言います。 被害微少で元気です。

 

不足している物資はありません。

     ・・・現金と愛は不足しています。

 

震源地付近と札幌は被害が大きいようです。