咲いたぞと連絡を受けて、
古く広い家に一人住む86歳の彼の家で、恒例のクジャクサボテンの撮影。
がたいの大きい彼は、自称山奥の開拓農家の息子。
(戦後国が進めた開拓農家以前の開拓)
学校まで5キロ以上の山道を通い、帰っては農作業の手伝い。
鍛え方が半端ではない。
私が自治区長(町内会長)を受けることになった時、
「力仕事は俺たちがするから引き受けてくれ」と15歳年上の後期高齢者に言われた。
力仕事・・・嬉しいような、恥ずかしいような。
彼は広い庭や部屋のあちこちで沢山の植物を育てている。
今日の植物写真は、クジャクサボテンを写した時に彼の家の中で咲いていたものの一部。
近所の庭整備・家の修理・除雪などのボランティアを自主的にしているタフな彼の食事。
肉なるものは一切口にせず、ほとんどの乳製品も食せず。
マヨネーズやドレッシングを嫌い、
めんつゆを好み、蕎麦は食べるがうどんは食べず。
(ミカン)
自家栽培のミカンとパイナップルをたらふく食べ・・・
・・・冗談。観賞用です。
偏食で粗食でも健康そのもので力持ち。
(パイナップル)
最近の私事、
私の親の最後の兄弟(叔母)が満104歳で亡くなった。
亡くなる前日まで普通の生活をしていたそうだ。
90歳代まではタバコと晩酌が日課だった記憶。
(その後はわからない)
偏食が悪い、酒もタバコも悪いと言う。
科学的医学的に証明されていることを総体的に基本とすべきではあるが、
それでも元気な人が、長生きする人もいる。
まれではあるが、物事一概には言えないものだ。
ついでに、
(ナナカマドに巻き付いて伸びたバラ)
病院も施設も見舞・面会が禁止されている所が多い。
ビデオコール?やテレビ電話などを活用している所もあるが、
身内や知人と長期間会えなくなって、認知症が進んでいるようだ。
(バラ~赤色の花は陽射しが強いと本来の色が出ない)
認知症対策の一つは、日常会話と自身の存在を意識できることと思う。
これが出来なくなって、認知症が進んでいる人が多い。
私の知人3人も認知症が極端に進んだそうだ。
コロナ対策で疲弊している経済、社会生活が問題視されているが、
施設や病院でも問題が起きている。
施設に入所している者も、病院に入院している者も、
そこは彼らの生活の場なのだ。