人の愚痴は聞きたくないもの・・・
ならば、木の花でも見てください(昨日・今日撮影)
ドングリ・・これでも花なんです。
相手の気持ちを推し量って対応する『忖度』なる行為は、行政においても家庭・社会生活においても行われている。
森友学園の件で忖度があったか否か、言葉遊びのように使われていたが、あれは『暗黙の指示』であったと思う。
そして今、加計学園問題が浮上してきたが、また言葉遊びとトボケで終わるのだろうか。
おそらく同様の問題はまだまだ出てくるだろうと感じている。
八重桜
土木建設業者、商事、運輸等々は、行政の仕事を増やすためにそれぞれ努力をしているが、同業者は互いにその方策を注視している。
ある業者が行政から受注が増えた時、「天下りを受けたからな」「部長との付き合いが増えたな」などと同業者はその原因を知って暗黙の了解をする。
大手企業は皆同じようなことをしているから批判は出来ないし、中小・零細企業はこれに反発すると自分が潰されることを知っているから原因を知りながら口を閉ざす。
プルーン
国や組織に反発した企業に対する、その仕返しは想像を絶する。
それに類似することを私は経験したが、まさに国家権力の恐ろしさ。
指名(入札)からも外される。一般の仕事も取れないよう同業者組合に指示が出る。
地元選出の議員や警察までも動員し、時には別件容疑の可能性まで調査する。
私は当事者ではなかったが、権力に反発する姿勢で町職員として対応していたことから、刑事が私の上司に私の行動を止めるように指示してくるのだ。
共謀罪が衆院法務委で可決されたが、この法が出来たらそれ以上に恐ろしい国家権力となるだろう。
リンゴ
話を戻して、
最近ある中堅土建業が急激に国からの受注が増え、同業者はその原因がわからず不審に思っていた。
官僚の接待、天下り等々通常の方法ではない・・・なんだ?
同業者たちが情報交換をしても原因は不明。
たどり着いたのは、その業者の経営者と安倍総理とは同じ大学。
もしこれが原因であるとすれば、忖度ではなく指示だろう。
梨‐豊水
ある小さな市の市民有志が、調理学校の生徒が主体となるレストラン経営などをしたらどうか、その建設費用は地域活性化事業補助金を活用すると提案した。
大きな建物の維持管理ができるかが疑問のところで、補助決定は保留状態であったが、安倍総理の「これは良いね」の一言で補助金が決まってしまった。
「安倍総理ありがとう」の声と、「維持管理も考えないで無責任な事を言うなよ」との意見に分かれている。
この事例も忖度ではなく指示だろう。
国会で論議されていることは、身近でも結構あることであるが、ただ知らないだけなのかもしれない。
国も組織も「絶対多数」は、事実上の独裁と言えるだろう。
梅 枝垂桜