新潟に住む子(ご婦人)から米が届いた。
友人の子で年に数回実家に顔を出すのだが、その都度新潟の銘酒を土産に挨拶に来てくれる。
特に付き合いの深い友人の子供たちには、毎年花火をプレゼントしていたが、子供たちも大きくなると1人・2人と減って、20年程続いて最後になったのがその子であった。
届いた米は『新之助』で新潟でも手に入りにくい!?とのこと。
『産地』欄には 新潟県 と記載されているが、現在の法に改正される前は、『産地』欄には 内地米 と記載されていたところ。
内地米=日本米で、外米(外国産米)との区別であったが、仕事で担当するまでは、内地米=北海道以外の米と誤解していた。
北海道の者は(若い人は別だが)、北海道を外地と呼ばれ、それ以外を内地と呼んでいた名残が続いていたからだ。
11月6日の雪・・・昨日の雨で解けましたが、
これからまた大雪とのこと・・・今は晴れ。
本州の娘さんと友人の農家の息子の婚礼で発起人をしたとき(北海道の婚礼の多くは会費制で友人等が発起人として仕切る)
仲人が祝辞で、「新郎は・・『部落』の有望な青年で・・・」と言い、新婦側の席がざわめいたが、地元の者はそのざわめきの意味が分からなかった。
『部落民』と言う言葉は歴史で知っているが、北海道ではそれとは関係ない意味で、農業地区それぞれを○○部落、▲▲部落と言っていたのだ。
このことを私が説明し理解を得たが、この一件があってから、(農家の人たちは、地域や親せきのつながりが強く、拡散されるのは早いこともあり)その後は公の場で『部落』の表現はされなくなった。
家庭菜園の大根を雪が覆った・・・
これしきで(この程度で)はビクともしない強い大根。
北海道の共通する方言には、「おばん(晩)です=こんばんは」「しばれる=凍る程に寒さが厳しい」「手袋をはく(履く)=手袋をはめる」など数えきれないほどある。
誤解を受ける言葉では、山奥を歩き続けて「こわいな=疲れたな」
また「芋煮会」は無いが、春の観桜会に対する秋の「観楓会(かんぷうかい)」
「そんなことはあっぱくさい=簡単にできる」は、粋がっている若者が使う言葉で通常は使われていないが、同様の「なまらうまい=すごく美味しい」は、観光用として意識して使われるようになってきた。
めんこいね(可愛いね)~甥っ子の赤ちゃん。