最近地方議員の失態などが報道されているが、
「まさか」と思われることは日常茶飯の状態。
他市町の行政関係者と話しても状況は同じく驚くほどである。
議会中の通告質問でも起きている。
新人議員は調査研究をしないまま、思いつきや後援者の言いなりに質問し、
議場で恥をかくことがしばしば起きる。
それで多くの議員は、質問のすべてを職員や関係者に書いてもらう。
それをそのまま読み上げる議員は、内容がわからないで質問しているから、
どんな答弁であっても再質問は出来ない。
内容を理解しないで自分の言葉に変えて質問するが、質問の内容に矛盾がおきる。
事務局が理解していない議員と聞きながら修正するが、別物の質問に変わっている。
答弁では「質問の主旨は・・・と思うので」と本来の質問に変えて答弁してやる。
多くの議員は、条例を読んでいない。議案を議場で初めて読む。言葉も知らない。
市町村の自主財源は1割で程度で、ほとんどが使用項目が指定された補助金。
だから議会が無くとも大勢は変わらないと言われ、適任と思う人は選挙に出ない。
選んだ住民の責任だと言うが、その程度の議員しか立候補していないのだ。
議会も多勢の意見で進む。真剣に考える議員は相手にされない。
その程度の議会だから、地域住民での助け合い、協働、地域福祉が必要。
議会よりも自治区(町内会)、議員よりも区長(会長)が重要。
議員が愚かでも、組長と行政マンがしっかりしていれば最低限は保障される。
写真は自治区活動 ①敬老会でも学習 ②孫たちと道路清掃