塩麹を世間に広めた浅利さん62歳を、今日のテレビで知った。
漬物などの麹を使う家庭料理が減少し麹が売れなくなってから、
塩麹を研究し、麹の需要を高めたそうだ。
かって、成人式などをきっかけに女性は複数の着物を持っていたのだが、
当時(30年ほど前頃)は、着物一式で高いものは百万円を超えていた。
それが、年に数回しか着る機会が無い状況であった。
その頃「生活改善運動」なるものが、お祝い事や、なにかの集いの案内状には
「平服でご出席ください・・・」と書かれるようになった。
友人に複数の呉服店主がいたので、着物を着る機会をつくらないと、着物を買う人がいなくなると提案したのだが・・
お金を出す親や祖父に、温泉招待などで何とか買ってもらっていたが、
本人は求めていないので結局着物は衰退した。
商売は、供給者が商品の使い道を探求しなければならないのだろう。
望遠レンズでヒバリの姿を初めて知った。