リンゴ園の上の方には池があって、時たま水鳥たちがたむろしている。
今回も車の音で、カモらしき鳥が飛び立ってしまった。
(オシドリのオス)
目的のウグイスの声が森林の中から聞こえる。
ホーホケキョ、ホーホケキョ キョコ キョコ キョー
と響き渡るが、あまり移動はしていないようだ。
車を止め、探し回るが姿が見えず。
(オシドリのメス)
下を見るとカメムシ。
カメムシを見ると、あちこちで必ず交尾をしている。
あきらめて下ると、遠くになにやら鳥の姿。
車内から撮影できるポジションを確保、距離40m程。
窓ガラスを下げて三脚代わりにする。
何とオシドリ。
大きな池の遠くに、望遠でようやく見られるほどのオシドリは何度も見たが、それも陸上で見るのは初めて。
仲の良い夫婦をオシドリ夫婦と言われるが、一生連れ添うと言う意味ではないとのこと。
巣作りから卵を温める作業は協力し合うのだが、
ヒナがかえると、オスは次のメスを探しに出ていくそう。
そんな旦那さん結構いるのでは?
私は違う。
若かりし頃、家に帰ると妻がトンボと言う。
トンボを連れてきてしまったかとキョロキョロすると、
私の事をトンボと言っている。
そう、私は極楽トンボだった。
それにしても綺麗な鳥だ。
すぐ近くの小さな池に入ったようなので、車から降り近づこうとしたとたんに飛び立ってしまった。
しばらく池のそばに車を止めて様子を見ていたら、
カワラヒワが池の水を飲みに来た。
車の中だから障害物(手前の草)を避けられない。
ドアを開ければ逃げられる。
最近写したカワラヒワは、みんな地面にいる所ばかり。
そして、久しぶりのホオジロ。
ホオジロは枝先や木のてっぺんにとまる習性とのこと。
ほぼ同じところで写しながら色が異なるのは、
その場に合わせたカメラセットの忘れによるもの。