昨日までは清々しい秋の天気。
今日から雨が続く予報なので、秋を写真で撮り歩いた。
夏の不順な天候と、台風で多くの木が倒れたこともあって、綺麗な満足できる写真は無かった。
ここ2週間ほど、日程が詰まってアタフタとする日々だったが、これ 年寄りのボヤキ。
若い頃はこの数倍の日程をこなすのが当たり前だったが、今や疲れて昼寝の時間も日程として位置づけるから毎日が忙しい。
先日、古民家でモデル撮影会を行った。
文化祭の作品作り用であるが、私は他に作品があるので、モデル写真の整理にはまだ手を付けていない。
古民家には懐かしいものが無造作に置かれていた。
古本までがコウリ(コウリ柳で編んだ収納ケース)に並べられ、自由にお持帰りくださいとのこと。
2階建ての大きな倉庫にも入りきれないで、外にも数点が放置されていた。
下の写真、何の機具かわかるだろうか。
私は見たことが無かったが、農家出身の者が思い出し教えてくれた。
左の二つの筒にワラを入れ、右側の丸いのを回しながら縄を編む機具だそうだ。
○○記念民謡発表会
15人程度の施設訪問などの時は何度か写していたが、大規模なものなのでお断りしていた。
春から依頼され続け、
短時間だけが、午前中だけに広がり、午後も可能な限りに拡大し、最後は集合写真まで求められる羽目に。
70人の集合写真は無理だから2回に分けてと言っていたのに、全員がステージに並んでいる。
午後から少しだけのつもりが、休憩が無いので出るに出られず最後まで。
一人一枚と言われても、そんなうまくいくわけもなく、
結局540枚の写真をCD-RとDVDそれぞれ2枚ずつと、80枚程をプリントしてあげた。
青いライトを受けた顔を出来る限り本来の色に近づけ、L判サイズにし、周りの邪魔
な部分をカットした写真。
民謡は顔をシカメルので、普通以上にシワが深くなる。
そのまま写真にすると写真が悪いと言われるので、シワ・シミを隠す化粧(修正)をする。
左を化粧して右に。多くの人は「綺麗(本来の姿)に写っている」という。
シワを消し過ぎに思われるが、プリントするとそれなりのシワは出てくる。
上のシミ・シワを薄め、瞳に白を入れ、右まつげを増やした。
このサイズはA4の3・5倍の大きさなので、A4以下のサイズでは目の輝き、眉毛は自
然のものとなる。
10日述べ50時間ほど、眼をしょぼしょぼしての作業。
今回はお礼として記念品の他に寸志が入っていた。
寸志にだまされないぞ、簡単なもの以外は。
今度はきっぱり断る・・・絶対に断る・・・つもり。