ミヤマカケス

生き物と風景写真特集―9 ミヤマカケス

 

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 久し振りに見たカケスはこれまで見てきたのより、

大きく感じた。

調べてみると、同じようであった。

 

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 だが、ともにカケスではないことを知る。
カケスの頭の上が白いことが特徴で、
掲載の写真はミヤマカケスであることを初めて知った。

 

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 人に教わって鳥の名を覚えてきたのだが・・・。
野鳥に詳しい方に、このことを言うと、
カケスと呼んでもミヤマカケスと呼んでも良いそうだ。

 

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 それぞれ正式名称があっても、鳩・カラス・白鳥・・・
と呼んでおり、それで良いとのこと。

 

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 正式名称を知ることも、生態を知ることも、

知らないよりは良いよねと、

 2001年発行の古い太田眞也氏の『スズメ百態面白帳』を貸してくれた。

本には沢山の新聞切り抜きがはさまっていた。

 

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行政マンが悪いと言うが、そうさせている政治家がいる。

生き物と風景写真特集―8 シメ

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 財務省理財局関連の書類書き換え(改ざん)
あれだけ詳しく決裁書類に書くことは、通常考えられない。
 それは、本来やってはいけない方法で財産処分を行うことの、必要性を説明している。
その必要性なるものは、婦人であり、政治家であり、日本会議の要請に応えなければならないという趣旨。

 

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 理財局が勝手にやったと政治家が言っている。
上からの指示無く、官僚・行政マンが自主的にする訳がない。
あり得ない財産処分も、文書改ざんも、これに携わらなければならなかった行政マンは辛い思いをしただろう。

 

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 官僚は悪者になるが、その発端は政治家にある。
選挙区にお土産として、公共施設を建設する。
かつて、その資金は年金基金であった。
そして自分たちのために積み立てていた年金基金が無くなった(消えた年金基金

 

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 高速道路のルートが変わった。
低い沢を通ると橋げたが高く(長く)なり、建設コストが高くなるからと、高い土地にルートを変更させた政治家A。
高い土地の地主は政治家A。
 新ルートが決まってから、Aはその土地の土砂を大量に売りさばき、建設時その土地は低い土地になっていた。
そして、担当行政マンは、新ルートの正当性の理由付けに嘘の書類を作らなければならない。

 

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 接戦で当選した町長が、支援者の土地を買い、公共施設を沢山建設した。
 財政担当の若い真面目な主査Bが、悩んだあげく「このまま進むと、夕張市のように財政破たんする」と町長に言った。
町長は「財政は私が考えること、命令に従えないなら辞めなさい」と言う。

 

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 周りの者はBに寄り添い見守っていたが、精神的病になった。
 Bは職場に復帰したが、財政は最悪の状態になり、職員給与の大幅減額が続いて、町長は札幌に去った。

 

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ヤマガラとエナガ

生き物と風景写真特集―7

ヤマガラ

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7年目の3月11日

あれから7年、ニュースなどを見ながら復興が簡単なものではないことを思い知る。
原子力発電の処理方法がいまだに決まっていないという現実。

 

農村風景

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被災地に戻っている人はわずかだが、その数よりも避難者数は減っている。
助成金を打ち切った人の数が、避難者数の減少となる。
国は、被災地に戻っている人を表現せずに、避難者数が減少していることを表現するだろう。
得意の数値のごまかしが行われる。

 

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誕生日、妻は3月10日で私は3月12日。
その間の3月11日にまとめて誕生祝をすることが多かったが、今日のこの日に祝う心境にはならないし、
歳をとると夫婦で誕生祝の感覚も薄れている。
気が向いたときに、誕生日過ぎたねと、らしきことをする程度。

 

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子供や孫に祝ってもらったブログを見ると、いいなーと幸せを感じる。
とは言っても、私もそれなりの、それなりで、それ相応にあるから良しとするところ。

 

左‐シジュウカラ 右‐エナガ

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東北に限らず、各地で被災にあった人や、いろいろ問題を抱えている人々の対策を進める真意はあるのか疑問な政治だ。
一方、ボランティア・寄付文化を高める必要もあるだろう。

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ヒマワリの種が好きです。

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シジュウカラ

生き物と風景写真特集―6

シジュウカラ

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連載している写真は、2月から数日前までに集中して写した写真で、計15回程度の予定。

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昨日から続いている雨で、家の前はスケートリング状態。

雨は野山の雪から、純白の綺麗さを奪う。

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雪の色は白だけではない。

冬の風景画を描くときの影は、新雪で晴天の時青色系を使う。

風に吹きさらされた晴天の雪の時は黄色系を使う。

湿った雪の時は、灰色系や紫系など、感じた色を雪そのものに使う。

感じる色を使う私の画法・・・昔の話。

 

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早朝6時45分 太陽が出てもまだ氷点下20度

イメージ良し ~ 結果ダメ

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数日雪が降っていないので、動物の足跡が無数に連なっている。

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言葉は災いのもと

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柔い雪ではキタキツネの足跡が付く


生き物と風景写真特集―5 ミヤマホオジロ

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 臆病でなかなか姿を出さないミヤマホオジロは、なかなか写せないから、野鳥の写真集では表紙になるなど特別扱いされている。

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 友人の子供達から、ひな人形飾ったから見に来てと言われて、桜餅やおみやげを持って複数の家に行ったのは過去の話。
その子たちは皆大きくなり結婚して子供もいる。


 飾られなくなったひな人形は、社会福祉施設に寄贈されるが、集まり過ぎて丁重にお断りしている。

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風が強い所の雪はかたく、キタキツネの足跡は付かない。


 ある年の3月中旬、40歳を過ぎた独身の女性の手伝いに部下とお邪魔した時、立派なひな人形が飾ってあった。
 その若者は単純に「ひな人形は早く片付けないと、婚期が遅れる・・・」と言ってしまった。
 その言葉が終る前に、その彼女は話し始めた。
話の記憶は無いが、気まずい雰囲気の長い時間であった。

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 話題を変えてその場をしのいだが、ひな祭りになると思い出してしまう強烈な出来事。
何も考えずに言った若者が悪いのか?
それに食らいついた女性が悪いのか?


 どちらも悪いと言えばその通りだが、似たようなことは日常よくあることだ。

 

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 言葉足らずでもめることも有る。
自分の失言を言葉足らずとして、弁解する政治家もいるがそれはそれとして。
私も表現力が乏しいため誤解されることも多々ある。

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 最近、愛読するブログで、私が好きな音楽家の動画を勧めていた。
それでYouTubeを見た時コメント欄で、それを批判するものが複数あった。
 私はその音楽家の素晴らしさを述べたほか「・・・動画に対する品の無いコメントが残念です・・・」とコメントした。

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 そして私は無視された。
おそらく「品の無いコメント」が、そのブロガーに向かって言ったと誤解されたのだろう。

 

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 短文では誤解も生じるだろうからと、
意を読み取ってくれると思われるブログにだけ、コメントを書いていたつもりだったが、
 表現力が劣っていることの自覚が薄れて、ついついコメントをしたことを反省する今日この頃。

残念

 

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重要な統計資料で悪用もできる


生き物と風景写真特集―4

 

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 現状を把握するために、物事の判断に資料は重要。
最近の国政で、資料の紛失や資料のごまかしが頻繁に指摘されている。
多くは内部告発的なものから明らかになっている。

 

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 特に統計資料は事実の集約だから絶対的判断基準となるので、行政マンは資料作りには細心の注意を払う。
だから、働き方改革法案の基礎資料に沢山の矛盾が起きることは、通常では考えられない。


一般的・基本的な積み上げする統計数値においては。

 

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 以下は貴方を嫌な気持ちにさせるかもしれない内容ですので、不安な人は写真でも見てください。

 


だます人間・・だまさないキツネ。

 

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遠くから様子を探る

 

 行政には、作り上げる統計数値がある。
決められた目的・結果になるように数値を作り上げること。
① 分母(調査対象)を変えること。
給与額を高くする場合は優良企業を分母にし、低くする場合は零細企業を分母にすればいい。


② 調査時期を変えること。
購買力を高めるには、業種によるが春・秋・年末に調査し、低くするには2月に調査すればいい。


③ 質問の内容(表現)を変えること。
賛成を多くするには、自由に使える会館の建設と言い、反対を多くするには、数億円かかる会館建設と言えばいい。


④ 不都合な回答は、無視(廃棄)すればいい。

 

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愛想に騙されちゃおしまいよ

 

 この様な方法を駆使して、求める数値にもっていく。
 最後の手段は、回収した数値を改ざんするのだ。
大量の調査票を第三者がチェックしようもないし、企業名が入っていれば開示拒否もできる。
 集計時に数字の上乗せや削除を繰り返し、上の者の求める統計表の完成。

 

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・・・気になる

 

 私も若い頃に一度そんな仕事をしたことがある。
嫌な思いのまま、一方で統計学を発揮できるとも思いながら作業をし、完成した時には達成感とプロ意識を感じたものだ。
 役場に入って間もなくの頃、それはマズイと拒否できる状況に無かった。

 

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上下同じ写真ではありません。

上~嘘は言わない顔   下~キツネの舌・・・二枚舌??

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 資料は当たり前に信じるもの。
資料が信用できないとなれば、すべてが信用できなくなる。
 作り上げの数値を求める行政の長や政府は、すべてにおいて信用できない失格者だ。

 

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失格者か?  ・・・退場

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スズメはいつ見ても可愛い

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『働き方改革法案』の一考察

(生き物と風景写真特集―3)

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 長時間労働をやめるための『働き方改革法案』は過労死促進法と言われている。
 『8時間以内でも、8時間以上でも、8時間働いた賃金を払う』とする『裁量労働制(脱時間給)』の対象拡大は、定額働かせ放題と言われている。

 

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 労働時間を少なくし、働く時間・場所・方法は労働者自らが選択できるバラ色の法案?
 経済学者や、過労死した遺族たちが、野党が何故反対するのか疑問の方もいるだろう。

 

アトリ

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 私の経験。
 大学を卒業して、論文を書いていた23歳の時、つなぎの間だけと頼まれて、商工会に勤務した。
 事務局長、指導員、指導員補佐、記帳指導員2人、事務員2人の7人体制から、事務局長と指導員補佐が退職したため、この2人分の職務を担当するものであった。

 

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 各種行政機関との折衝、イベントの立案、会議資料の作成・説明、夜の接待などが日常業務。
それに加えて、『商店街診断』を2名の臨時職員を使って半年の大事業。

 『残業はあっても無くても5時間の残業手当を支給』と規定されていたが、
『8時間以内でも、8時間以上でも、8時間働いた賃金を払う』とする論法と同じ。

 

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 現実は、月の残業は120時間を超えるほどであった。
だから、勤務中に床屋や私用を済ませて、疲れたら昼間寝ることも有った。
 まさに『裁量労働制(脱時間給)』を自ら実践していた。
 長時間労働を強要するためには、個人の裁量を認めることが必然的となる
 それは労働ロボットのように、労働そのものが生活と言う状態。

 

アトリのケンカ

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 裁量労働制の前段に、『残業時間の上限規制』がある。
これが20~30時間程度なら、疑念も起こらないのだが、
100時間の規制であるから、バラ色の法案とは考えられないのだ。
 個人の裁量で仕事をするのだから、過労死は企業の責任逃れにもなる可能性もある。

 

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 自由な仕事の仕方、残業量(仕事量)の減少が趣旨である労働者のための法であるならば、この法を経団連が熱望するはずがない。
 労働者のための法であるかのようにつくろう為には、
裁量労働制を実施している企業のほうが、残業が少ないとするごまかし資料が必要だったのだ。

『ごまかし資料』は次回に。

 

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