柔い雪ではキタキツネの足跡が付く
生き物と風景写真特集―5 ミヤマホオジロ
臆病でなかなか姿を出さないミヤマホオジロは、なかなか写せないから、野鳥の写真集では表紙になるなど特別扱いされている。
友人の子供達から、ひな人形飾ったから見に来てと言われて、桜餅やおみやげを持って複数の家に行ったのは過去の話。
その子たちは皆大きくなり結婚して子供もいる。
飾られなくなったひな人形は、社会福祉施設に寄贈されるが、集まり過ぎて丁重にお断りしている。
風が強い所の雪はかたく、キタキツネの足跡は付かない。
ある年の3月中旬、40歳を過ぎた独身の女性の手伝いに部下とお邪魔した時、立派なひな人形が飾ってあった。
その若者は単純に「ひな人形は早く片付けないと、婚期が遅れる・・・」と言ってしまった。
その言葉が終る前に、その彼女は話し始めた。
話の記憶は無いが、気まずい雰囲気の長い時間であった。
話題を変えてその場をしのいだが、ひな祭りになると思い出してしまう強烈な出来事。
何も考えずに言った若者が悪いのか?
それに食らいついた女性が悪いのか?
どちらも悪いと言えばその通りだが、似たようなことは日常よくあることだ。
言葉足らずでもめることも有る。
自分の失言を言葉足らずとして、弁解する政治家もいるがそれはそれとして。
私も表現力が乏しいため誤解されることも多々ある。
最近、愛読するブログで、私が好きな音楽家の動画を勧めていた。
それでYouTubeを見た時コメント欄で、それを批判するものが複数あった。
私はその音楽家の素晴らしさを述べたほか「・・・動画に対する品の無いコメントが残念です・・・」とコメントした。
そして私は無視された。
おそらく「品の無いコメント」が、そのブロガーに向かって言ったと誤解されたのだろう。
短文では誤解も生じるだろうからと、
意を読み取ってくれると思われるブログにだけ、コメントを書いていたつもりだったが、
表現力が劣っていることの自覚が薄れて、ついついコメントをしたことを反省する今日この頃。
残念