選挙は結果が出るまで分からないと言うが、
意外な得票数・意外な落選は分析するとなるほどとわかる。
選挙運動をして、前回と雰囲気が違うと感じた場合、
前回よりも数十パーセントで票が動く。
前回落選者や前回新人で大量得票した者が出馬した場合、
同情票が予想を超えるほど動く。
複数の候補者選対の情報を分析すれば、
特に選挙戦後半の状況を分析すればおおよその結果がわかる。
だが地方選挙の多くの選対は、選挙期間中にはこの分析が出来ていない。
候補者や運動員の親族関係。挨拶が無い、奥さんがどうだ等のプライベートのことが
重要視され、議員活動の評価は判断材料にはならない。
田舎町では今後もそのような選挙が続くだろう。
これが田舎の良さかもしれないのだが。
写真①大正18年メーデ(大阪中の島公園) ②大正19年おはらめ