好きな人の、多少の事には我慢できる。
人とは・・・・・ではなく、
秋祭りを終えて、酒に関わる独り言。
(20代の頃)
私の家は飲み屋街にあったので、近所付き合いの感覚で週に1度ほど飲みに出ていた。
滅多に飲まないAさんとバーで3度続けて出会った。
なじみの理容店でAさんは「あの○○家なのに、その末っ子は毎日のように飲み歩いている」と言ったそうだ。
彼は町内でも信頼のある人。
ここで私が否定すると、Aさんは嘘つきになる。
結局私は毎日のように飲み歩くようにした。
彼の信頼を守るため・・・?
・・・本心は自分が飲みたかっただけかもしれない。
ブラックニッカの時代だった。
それから主流がオールド・ダルマになった頃には飲み歩くことは少なくなっていた。
(一人酒がいい)
元々は家で一人酒、1日を振り返りながらの寝酒。
空のボトルを転がせておけば、新しいボトルが用意される。
ある時、母に申し訳ない想いが芽生え、せめてグラスを汚すまいと、ラッパ飲みに替えた。
どうせ、氷も水も使用しないストレートだから。
私専用のボトルだからグラスの必要性はあまりない。
(愛飲するからこその不満)
今は水割りで、毎日2・3杯飲んでいる。
今愛飲しているウイスキーに替えて20年以上になる。
当時はフタを布ヒモで止めていたので、ハサミでヒモを切る面倒さがあった。
これがキャップに替わって良かったと思っていたが、数年ほど前からキャップが切取りにくく、途中で切れてしまう。
それをはがすために、爪を痛めることがある。
最近は改善されようであるが、まだスムーズに開けられないことが時々ある。
(もう一つの不満)
「飲料店専用のpoint」とあるが、庶民的バー・クラブではほとんどこのウイスキーは置いていない。
最近はウイスキーのボトルキープさえ無い時代、このpointサービスはポーズなのか。
誰かこのpointを求めていないか?と無造作に張り付けている。
結局引き取りてなく捨て、また気が向いたら張り付ける。
このpointができて10年ぐらいになるであろうか。
(ウイスキーは一番身近な友)
サントリーが特別好きと言うわけでないが、私はこのウイスキーが好きだ。
愚痴を言いながらも、またこれからも一人酒を続けるだろう。
一番下の叔母は100歳になった今も、酒とタバコをたしなんでいる。
秋祭りも終わり、このチョウが最後の写真。