定義や数値をうまく利用するのが行政の手腕なのか

  ようやく行事、雑用の区切りがついて、野鳥を求めたが雪山では見られない。

 仕方なく近所の餌付けをしている所で写した。

ヒマワリの種と米が主体なので、集まる小鳥の種類は少ないが、しぐさが可愛くて指が冷たくなるまで楽しんだ。

枝の陰になるのでこれという写真は撮れなかったが、しばらくはこれらの写真から掲載しよう。

 

今回はスズメ特集

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 PKO派遣において、現地は戦闘状態か否かが論議されている。

 最初に派遣された自衛隊員の心境は大きく変わった。

 彼らの家族複数とは交流があったので、心配する言葉をかけようとすると、他の隊員の妻からそれに触れないほうが良いと言われた。

 派遣されることの心配よりも、内心は収入が増える喜びの方が大きい人もいたからだ。

 

 彼らが任務を終え帰ってから、派遣中の現況などを一切語らないが、疲れ切った様子はうかがえる。

マスコミでは取り上げられていないが、私が聞く範囲では帰還した隊員の数十名が精神的治療を受けている。

 現地が戦闘状態ではなく、小競り合い程度で精神的治療を受けることが起きるのか、そんなやわな隊員ではない。

 戦闘と言う状況ではないと言うことと、子供の自殺が起きて、イジメと言われる状況にはなかったと言う教育行政とダブって見える。

 

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 私は元々教育の重要性を考えていたので、ある程度は研究していたが、教育委員会の業務にはたずさわることはなかった。

 市町村の教育長は、校長や教育局の天下りが多い。

それなりの所から推薦を受けてくるのだから、事なかれ主義が多い。

 いつも碁の相手をしている教育長に「私を教育委員会に引っ張ってくれないか」と言うと「人とは、お世辞とわかっていても、持ち上げられると嬉しく可愛いものだ」と、実際は長い話の中で言われた言葉。

 要するにイエスマンでなければわざわざ引っ張らないと言うのだ。

 

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 イジメから起きる不登校

 イジメの定義は難しいが、不登校は字のごとくでごまかしはきかない・・・ところが、ごまかしはある。

 現在の不登校の定義は、『病気や経済的以外の理由で、30日以上(連続して)学校に来ない場合』をいう。

だから、30日以内になだめすかして一時でも学校に来たら、その子は不登校にならないのだ。

 親が知る不登校の子の数よりも、教育委員会が発表する数が少ないのはそこにある。

 

 物事には定義が必要ではあるが、その定義や数値をうまく利用するのが行政の手腕のようになっているのが残念だ。

 

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