基礎工事が終わって、
掘り起こした土と、新たな砂利で取りあえずの整地。
土木業者が通常の仕事で必要とするダンプとユンボ。
この土木業者は零細企業ではないのだが、
ダンプもユンボもリース会社のものを使用している。
20年程前になるだろうか、
土木・建設工事でも、ありえないような低額で落札することがしばしば起きた。
利益が無くとも従業員の給料が確保するために。
手抜き工事や労働基準法違反で不足額をカバーする。
行政の工事受注を担保に、資金の融資を受けての自転車操業、場合によっては融資を受けてからの計画倒産。
そんなことがあって、
発注者が決めた最低額(非公表の下限額)を超えたなかで、
一番低い入札者が落札する方法になっている。
ところが、最低額はおおよそ推計できるので、
最低額の入札者が複数出ることもある。
その場合、発注者が入札者を事前に点数で評価しており、
最低額の中で、評価の高い会社が落札者となる。
その点数は事業実績や経営状況などを基にしており、
例えば、自前の重機などを持っていると減点になるなど細かい。
重機を持たないほうが、経営上は正しいのだろう。
だが、災害時の助っ人、地域のボランティア活動などをしていた会社も、重機が無ければできなくなる。
利益を追求する費用対効果を無視するわけではないが、
地域・社会に目を向けた活動ができる、ゆとりがあっても良いのではないか。
(コスモスよりも低いヒマワリ)
ところで、事業内容に適した能力ある事業者が、
指名(入札参加資格)を受けて、その後に入札が始まるのが大前提なのだが、
最近、国自体がこの大前提を平然と無視しているようだ。
昔の床下は、地面がむき出しだったので、
泥炭地や湿気の多い所はジメジメしていた。
今は、床下の土砂も整地され、地表は布で覆われている。
今日はノビタキの写真。
以上はノビタキのオス
下はメスの幼鳥か、別の鳥かわからない。
畑に植えられるヒマワリの多くは、畑にすき込んで堆肥となるが、
このヒマワリは個人の観賞用と、小鳥のエサ用とのこと。