(5月22日)
長い杭を入れるために、地中深く穴が掘られていく。
ドリルの一部にその前に掘った土がまつわり付いている。
この重機がボーリングと杭打ちを兼ねている。
我が地域は地盤が良いので、2階建てでも杭打ちは不要だったのだが、
各地で地震災害が起きたことから、平屋の住宅でも杭打ちが行われるようになった。
こんな長い鉄柱を、上からたたきつけるように打込むのだから、それなりの音と揺れが起きる。
それも2台が同時に行うので、窓を閉めても音は半端なものではなく、揺れは防ぎようがない。
数十メートル離れた住民が苦情を言いに来るが、
隣の私が我慢しているのだからと、なだめるしか対応のしようもない。
音に驚いて、アオサギも飛び立った・・・・
そんなことはない、元々街中にアオサギはいない。
(赤線が解体予定の家)
杭打ちは2日で終わって、
斜め向かいでも、個人住宅の解体作業が始まった。
我が町には空き家が30件以上はあるそうで、
その7割程度は住まいが可能な家であるが、ほとんどは家財がそのままなので賃貸・売買が進まないようだ。
十数件以上は解体しなければならない状態なのだが、
町の要請にも応じず・・・と言うより、
解体費用が無くて応じられないようだ。
規模や条件により異なるが、一般住宅で100万円台。
(5月29日)
基礎部分の土の掘削工事が始まった。
(赤枠は昨年解体された土地)
発掘調査のような土地になったが、
掘り下げられた部分に点々とあるのが、打込まれた杭。
基礎コンクリートを流し込む板枠が設置された。
これから家が立ち上がっていく。
以下アオサギの写真
アオサギは畔の近くで、田んぼの中の魚を探す。
写真のように畔の上で休んでいる姿はよく見るのだが、
道路から50m以上離れているのが常。
少し歩み寄っただけで飛び立つ。
飛び立ちは、バフー・バフーと(音を出さないが)羽の力強さを感じる。
着地はフワ~と柔らかさを感じる。