餌場では通常、ヒヨドリが食べた後に、スズメなどの小鳥が食にありつけるそうだ。
近くの家の餌場は、数か所に米やヒマワリの種が豊富に用意されているせいか、スズメとヒヨドリが仲良く食べている。
食事中のスズメたちは急に近くの木の中に隠れ、ほどなく餌場に戻ってくる。
何を恐れているのか、どんな合図で飛び立つかはわからない。
飛立つその時を待って、カメラを構えているのだが、多くは目と腕の疲れで根負けする。
ヒヨドリとスズメが仲良く食事していても、それぞれにかたまり会話をしているよう。
色が綺麗でないヒヨドリは、ピー・ピヨと可愛い鳴き声をするが、私はこれが気に入らなかった。
身体にあった鳴き声を出せよと偏見の思いで、
写真の邪魔と思ったこともあった。
ヒヨドリを何度も見ていると、鋭い目つきのときや柔らかな顔つきもあり、いまは愛着を感じるまでになった。
以下ヒヨドリの姿。