(K.T.と入れている写真は、よく飛行機を撮影していて、今回付き合ってくれた友人の以前の写真)
これまで公私合わせて40回ぐらいしか飛行機を利用したことがないが、その3割近くで記憶に残る経験をしている。
今回もどうでも良いような小さな出来事。
格安航空券を利用したのは1度だけ。
格安航空券の時間が全体スケジュールに合わないから。
カラフルな飛行機に乗れたのも2度ほどだろうか。
とは言っても乗っている本人にはそれは見えない。
若い頃、千歳―羽田でも食事が出ていた。
小学生の頃、毎年夏休みに近所の親戚に来ていた同学年の子は、濃霧などトラブルで羽田に引き返すことを期待していた。
東京のホテルが無料で用意されるからと。
生存者がいた飛行機事故の直後に飛行機に乗って、
同乗していた友人が「この飛行機が落ちたら俺は絶対死ぬと思うが、お前はどう思う」と聞かれて
「墜落することも、落ちて死ぬことも想像できない」と答えて、しばらく沈黙が続いた。
・・・・彼を見たら寝ていた。
羽田から千歳に帰る時、出発時間がだいぶ過ぎて
「しばらくお待ちください」とアナウンスがあった。
本当にしばらくして、北海道選出の国会議員1人が私の近くの席に着くと、飛行機は動き出した。
国会議員の特権はこんなところにもあるのか。
沖縄に向けて飛び立った飛行機は、急患が出たとのことで間もなく戻った。
これに文句を言う人はいなかったようだ。
旋回しているときに外を見ていると、綺麗な富士山がはっきり見えたが、それ以来あのような富士山を見たことはない。
予定時間を大幅に過ぎて羽田空港に着いたのに、
成田空港に移動するバスが検問を受けるはめに、
成田での手続きがほとんど簡略され無事に出国。
テロリストや犯罪を起こそうとする者はギリギリに入り、正規の手続きを逃れたこともあったような。
搭乗時間に合わせ、ゆとりをもって千歳空港に着いたら、居候の光さんですかと空港?職員が言う。
旅行会社が千歳出発時間に到着時間を書いてしまったようだ。
ハワイ行の飛行機に乗るまで、それぞれの職員が付き添ってくれて、係員の後を走り一切の手続きをせず。
まるで私は要人のよう。
その数年後、友人の家族とハワイの帰り、子供に操縦席を見せてくれた。
私も便乗させてもらい、操縦席に座る子供を写真に撮った。
さらに数年後、一般人(私達ではない)を操縦席に入れたとマスコミで問題になっていた。
車イス使用の友人とフランスと近郊の国を旅行した。
彼の車イスはバギー式で、横幅を少し縮めることが出来る。
成田空港で用意された一般の車イスに替えられたが、飛行機の通路の幅が狭いので奥に進めない。
そのことを説明してからは自分の車イスを使用できた。
帰国のためのイギリスの空港では、一般人とは別の通路を指示されたが、
あちこちに進む通路の広さと長さに圧倒された。
道に迷って空港職員に「JALジャル」の場所を尋ねたが
不審な様子。
省略するのは日本特有なことを思い出し
「ジャパンエアライン」と言ったら通じた。
(旧政府専用機~今は無い)
元々の千歳空港の隣接地に、新千歳空港が増設された。
元の空港は千歳飛行場として航空自衛隊が利用。
緊急時など両者が互いの飛行場を使うことも有って、管制業務は航空自衛隊が行っている。
(左、頭を隠しているのが新型の政府専用機)
時刻表では新千歳ではなく札幌と表記されている。
札幌市内には丘珠(おかだま)空港があるのだが。
北海道の民間定期便が運行する飛行場は12か所。
(民間ロケット打ち上げの大樹町など3か所は含まれていない)