前回のブログの文書を、一部の方からほめられた(慰められた)が、
最後の所も、消防団を辞めなかったことを表現できていなかった。
何度も書き直したのだが、あの程度の表現しかできない。
今回もやっぱり写真を中心に。
子供の頃のジャガイモ(馬鈴薯)は、煮ると形が崩れやすい『男爵』と、型崩れが少ない『メークイン』が主流だった。
北海道でサツマイモは作付けされていなかった。
冷害で米などが不作の年は、寒さに強いジャガイモや甜菜(てんさい=ビート)が豊作だった。
(男爵の畑と花)
川田男爵が栽培して男爵芋と呼ばれたことが通説になっている。
(大手映画会社の亡き社長-北海道生まれ-は、ジャガイモを日本に最初に持ち込んだのは、男爵である祖父だと言っていたが、定かではない)
全国にある農業試験所では、それぞれの農作物を気候や食味を考慮して、品種改良を続けている。
これを民間に任せてしまう動きもあるようだが。
(見えるかな?飛行機)
ジャガイモも多種となり、キタアカリ、ノーザンルビー、アンデスレッド、インカのめざめ、インカのひとみ、はるか、ひかる・・・覚えられない。
(きたかむいの畑と花)
我が友は平地で水田を、山間地で種子用ジャガイモ(種芋)を栽培している。
農業者の信用度をはじめ、各種の厳しい条件が整って種芋の栽培が認められる。
芋畑(食用)を裸足で歩き回って遊んだ思い出はあるが、ここでは入ることすら許されない。
畑の周りには、進入禁止の看板があちこちにあり、畑から離れての撮影となる。
(ホッカイコガネ)
圃場ごとに標札を設置し、定期的に検査を受ける。
種子用ジャガイモを栽培する厳しい条件とは、
食用の芋畑から離れていることと・・・
あとは・・・わからない。
ただ大変そうなことだけはわかる。
(6月24日撮影-数日前の大雨で、まだ湿りけがある畑)
しとしと降る雨が、じわーと土深くしみ込むと、良い雨だなと言われる。
傾斜地の畑に強烈に降る雨は、土砂を流してしまう。
芋畑の土はサラサラで、
日照りが続いた農道を車で移動すると、舞上がった土煙がそよ風で流される。
土煙が車の中に入った感じはなかったのだが、
カーナビの画面が見えなくなるほど付着していた。
(液晶画面のホコリ吸着力を実感した)
畑の周りは自然林があり、のんびりするには良い環境。
我が友は、畑周りの草刈りに余念がない。
そこまで綺麗にしなくてもと思うのだが、
「お前は雑草の恐ろしさを知らないからな」と笑われた。
同級生よ 若いな・・・はげているけど。
彼は小学校まで5キロ程の馬車道を歩いて通学していた。
その中間点の小高い丘が遠足の目的地だった。
子供の頃から鍛え方が半端なものではなかったようだ。
(向こうの山は何を植えているかはわからない。)
私が起きたころに彼は家を出て、通学で汗びっしょりになった下着を学校で着替えていた。
(一つ山を越すと乳用牛の牧場がある。)