(ソメイヨシノ)
木の花とともに春を感じる
(本日の写真は5月13日撮影)
(しだれ桜)
小雨が降り始めた夕方、
おばあさんAが家の前で転んで手を折ったようだと電話が入る。
犬の散歩をしていた近所の住人からだった。
(ソメイヨシノは散り始め)
駆け付けると、確かに手首の所で折れているようだが、
普通に動けるし意識も正常。
救急搬送には該当しない状況なので、近くの病院に連れて行こうと、119番ではなく一般電話で消防に問い合わせた。
対応できる整形外科病院は、3か所あるがいずれも車で50分程のところ。
電気・火、戸締り等を確認し、健康保険証を持たせて
ナビ頼りに出発。
(しだれ桜)
目的地に着くころは真っ暗で、雨の乱反射もあって視界が悪い。
病院には沢山の受診待ちがいて、平日の待合室のよう。
娘さんに電話しようとすると、携帯の番号が10桁。
Aさんの友人から連絡先を確認し、娘さんに電話をするが出ない。
(右端はくもの糸と小さなハチ)
1時間ほど待って診断を受けると、左手首が3か所折れているとのことで、取りあえずの処置をしていただく。
連休後に手術を含め治療方法の検討をするとのことであるが、近くの病院に行っても良いと言われる。
帰りがけ、娘さんから電話が入り、明朝かけつけるとのことで一安心。
(プルーンは満開)
どこかで食事をしようとしたが、食べたくないという。
コンビニで食べ物を買おうと尋ねても、家にあるし片手でもできるから大丈夫という。
(プルーン)
遠慮もあるのだろうが、
戦前生まれの方は人様に迷惑をかけないという
信念があるからそれを尊重することにする。
翌日打合せする約束だったので、親子の会話の時間を考慮して昼過ぎに行くと、娘さんは帰ってしまっていた。
2回ほど電話したが出ないので留守と思ったそう。
私の電話番号を間違えていたようだ。
(ソメイヨシノと遠くの雪山)
その後、娘さんの家に連れ帰り、連休明けには娘さんの近くの病院に入院となった。
デイサービスやヘルパーの利用手続きを進めようとしていたが、娘の近くにいることが一番。
(二つの雪山の名は・・・言えない)