今年は冷夏だった。

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 牧草が悪かったので、来年の乳量が心配な牛さん。 


 豪雨・猛暑・台風・・・今年も記録ずくめの列島。
 我が地域は6月初めの3日ほどが30度近い高温。
 その後は冷夏が続き、7月上旬まで朝晩ストーブのお世話になった。
 豪雨ではないが、毎日のように雨の日が続き、快晴と言えるのは数日しかなかっただろう。

 

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空一面に雲が広がっているのが当たり前の日々。

 

 例年あちこちからダンボール箱で届いていた夏野菜は、今年は手のひらで届いた。
 夜に半袖を着るのはまれだった。
 これまで花壇の水やりは10回もしていないように思う。
 盆踊りや夏の行事も雨のため減少して、負担は少なかったから、嬉しいような寂しいような。


 綺麗なはずの田舎の星空は、いつも雲に隠れていて自慢できない。

 

 

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乳牛牧場

 ここでは、搾乳(乳しぼり)は全て機械が行いコンピューター管理されている。
 牛たちは乳が張ると、自らの意思で機械の前で整列し、順次機械の中に入り、終わると出ていく。

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 8月中旬頃からようやく温度が上がってきたが、今はもう秋の風を感じている。


 街路灯に集まる虫を見ることはまれ。
 農産物の多くはすでに収穫時期を迎え、最悪の品質・数量が決定づいた。
 とう立ちの玉ねぎ畑を見ると、最悪の状況がわかる。

 

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正常の玉ねぎ畑~土に雨が含み機械が入れず。

 

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冷夏でホウが立ってしまった玉ねぎ畑

玉ねぎの中央部分が食べられないほど硬くなる。

 

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ホウ立ちの拡大写真~先の丸いのがネギ坊主

 

 

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ジャガイモ畑~雨続きで機械が入れず、早く収穫しなければ。

 

 近所の家庭菜園のトウモロコシが、アライグマに荒らされた。
 キツネは、1個だけを盗み出し、安全な所で食する。
 アライグマは、踏み倒しながら進み、食いさし・食いかけしながら何本も食べる。
 アライグマ捕獲用ワナを仕掛けるが、そう簡単に入ってはくれない。

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アライグマ捕獲用ワナ

 周りに見えるトウモロコシ、今は無い。
 食べごろ直前に荒らされるので、刈り取ってしまった。

 

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デントコーン(牛の飼料用)の畑。
何とか収穫されそう。

 

ああ~夏は終わるのか・・・今も雨がシトシトピッチャン

 

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 ニオイヒバの花粉?元気いいね。

 

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これも元気いいこと。

 

 異常気象になると、植物は子孫を残そうと頑張るそうだ。