91歳女性が育てた花の紹介(2回連載の2)

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 寒い曇天の日が続いていて、20度を超える日はまれ、15℃を切る日も多々あった。
低温・日照不足で畑作物に影響も出そうと言われている。

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 今日は朝から雨がシトシト降っていた。
これから数日は雨で、気温が20度を超える日が多い予報。
今度は高温多湿で病害虫が心配。

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 気を落ち着けるためにと、ここ2か月のやり終えた書類を整理しシュレッターにかけた。
 切断され落ちた紙を何度もゆすりながら作業を続ける。
予想を超えた量で、シュレッターの受け箱で4個分。

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 書類に目を通しながら、ふと思い浮かべ手を止め、ダラダラと作業を進める。
 そして60年ほど前の出来事を思い出した。
東北から植木を売りに来ていた滞在客。

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 当時の農家は余分な金が手元にないから、米や豆などと物々交換をしていた。
 植木を買いたい客に、棒を麻袋に立てて植木屋が
「棒の手元の線までの豆と交換だ」と言う。

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 農家が持ってきた麻袋のまま交換すれば簡単なのに、

袋より少ない量でいいのか? 麻袋がもったいないのか?などと、子供ながら不思議に思って見ていた

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 買い手はすぐに了承して、豆をその麻袋に入れる。
半分ほど入った頃から、植木屋はその棒を左右に揺らし始めると、豆は十センチ以上下がった。
 客が豆を入れ、植木屋は棒を揺らし続け、豆はぎっしり詰まり、予想を大幅に超えた量となったようで、

買い手は何か不満を言っていた。

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 今の社会でもこの逆の発想で、見た目で勝負の販売がされているのも結構あるように思う。

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 91歳女性が亡くなられてからの状況。

 障がいのある当事者Aは、亡くなった遺品をしばらく置いておいてくれと、亡き彼女の身内に言う。

 Aの身内は、Aを施設に入れてその家を身内が住むから、早く荷物を運べと言う。

 A本人はまだ施設に入る考えが固まっていない。

 

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 直接関わる身内の意見を尊重するのが常であるが、

負担を少なくしたい身内は、当事者の気持ちを無視することがままある。

 当事者の気持ちが落ち着くまでしばらくそのままにしてあげればいいのだが。

 

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