重要な統計資料で悪用もできる


生き物と風景写真特集―4

 

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 現状を把握するために、物事の判断に資料は重要。
最近の国政で、資料の紛失や資料のごまかしが頻繁に指摘されている。
多くは内部告発的なものから明らかになっている。

 

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 特に統計資料は事実の集約だから絶対的判断基準となるので、行政マンは資料作りには細心の注意を払う。
だから、働き方改革法案の基礎資料に沢山の矛盾が起きることは、通常では考えられない。


一般的・基本的な積み上げする統計数値においては。

 

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 以下は貴方を嫌な気持ちにさせるかもしれない内容ですので、不安な人は写真でも見てください。

 


だます人間・・だまさないキツネ。

 

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遠くから様子を探る

 

 行政には、作り上げる統計数値がある。
決められた目的・結果になるように数値を作り上げること。
① 分母(調査対象)を変えること。
給与額を高くする場合は優良企業を分母にし、低くする場合は零細企業を分母にすればいい。


② 調査時期を変えること。
購買力を高めるには、業種によるが春・秋・年末に調査し、低くするには2月に調査すればいい。


③ 質問の内容(表現)を変えること。
賛成を多くするには、自由に使える会館の建設と言い、反対を多くするには、数億円かかる会館建設と言えばいい。


④ 不都合な回答は、無視(廃棄)すればいい。

 

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愛想に騙されちゃおしまいよ

 

 この様な方法を駆使して、求める数値にもっていく。
 最後の手段は、回収した数値を改ざんするのだ。
大量の調査票を第三者がチェックしようもないし、企業名が入っていれば開示拒否もできる。
 集計時に数字の上乗せや削除を繰り返し、上の者の求める統計表の完成。

 

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・・・気になる

 

 私も若い頃に一度そんな仕事をしたことがある。
嫌な思いのまま、一方で統計学を発揮できるとも思いながら作業をし、完成した時には達成感とプロ意識を感じたものだ。
 役場に入って間もなくの頃、それはマズイと拒否できる状況に無かった。

 

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上下同じ写真ではありません。

上~嘘は言わない顔   下~キツネの舌・・・二枚舌??

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 資料は当たり前に信じるもの。
資料が信用できないとなれば、すべてが信用できなくなる。
 作り上げの数値を求める行政の長や政府は、すべてにおいて信用できない失格者だ。

 

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失格者か?  ・・・退場

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スズメはいつ見ても可愛い

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