私が身近で感じた今年(自然環境)

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 雪が積もっています。

 今頃に何度か降る雪は、数日で解けてしまうのが常。

日中マイナス気温が続く今年は、このまま根雪になるようだ。

 

 

(今回は、雪降る前日に写したシバレる(凍りつく)写真)

 

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 鮭(サケ)や秋刀魚(サンマ)、烏賊(イカ)は今年も漁獲量が激減したが、本州沖が漁場の魚が北海道で水揚げされている。

 

 木になる果物は、全国的に豊作なのだろうか、梨・柿・ミカンは量も種類も例年以上に届き、真穴(まあな)ミカンも初めて知った。

 北海道では、柿やミカンの露地栽培は無理であるが、

ブドウ・リンゴなどが豊作に対し、松茸やキノコ類は一切届かなかったほどの不作。

 

(強いシバレ(手前)も、陽ざしを受けると(奥の緑)簡単にとけてしまう)

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日向のうす氷

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 カメムシはいつもより多く目にしたが、蛾や雪虫は見なかったと多くの人が言う。

 雪虫は雪の降る前触れと言うが、雪虫が群れて舞うことなく雪が降り続いている。

カメムシ多発の年は大雪と言われているが、その通りになるのだろうか。

 

 雷が異常に多かったが、まともな虹は見られなかった。

そんな思いがする1年だった。

 

(昨年の雪虫~右上端の雪虫は合成)

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(参考)

 厳しい寒さや、凍りつくことを「シバレる」と言う。

我が町の凍結深度は70センチ。

 その場の地質や、その年の気候により誤差は大きいが、

地表70センチの深さまでの土が凍りつくという意味。

 これが、夏の害虫発生量に影響するとのこと。

だから、雪が積もる前にシバレが強いと、来年の豊作条件の一つが整ったことになる。

 

(日陰の水たまりの氷はなかなか解けない)

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