愚かな発想を行動に移して、みじめな思いをする。

 思い付きの試みがまたしても失敗した。

この猛暑の中、また馬鹿げたことをしてしまった。

 失敗するたびに、過去の失敗も思い出して、反省しているつもりなのだが。

人間とはそういうものだと、逃げの論理を身につけているから、そこには真の反省は無いのかもしれない。。

 

 このチョウは羽を広げると単純な模様

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 幼児の頃の失敗。

 家の出口の一か所だけ心張棒(しんばりぼう=時代劇で見る、棒を斜めに押し付けて施錠代わりにする)をしていた。

 外に出てからは心張棒で施錠は出来ない。

その棒を戸に斜めに寄せ掛けて、静かに戸を閉めるが途中で棒が転げ落ちる。

何度も失敗して、顔だけを家の内に入れ、棒の状況をのぞきながら静かに・静かに戸を閉めた。

 ようやく上手くいったと思ったら、戸を閉めすぎて自分の頭が出てこない。

首を戸に挟まれ、何時間泣き続けただろうか。

 

強風の中、着地も真剣

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 親戚のミカン問屋から毎年大量に送られてくるミカンを冷凍保存したのは中学生の頃。

定期的に冷凍ミカンを確認していたが、兄たちに食べられ3月には2個だけが残っていた。

 夏までは持たないと判断し、部屋を暖かくして母と食べた。凍ったミカンは、美味しく不思議な食感だった。

冷凍食品やシャーベットなどの無い時代。

 売り出そうと言ったら親に笑われ相手にされなかった。

数年後、仙台駅のキヨスクで冷凍ミカンが売られていた。

 

 

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 遠足の帰り、山道を下りるのが苦痛であった。

ミカン箱の板に、戸車を付けようとしたが思うようにはいかない。

釘が曲がり、板が割れ、指を打ち付け・・・

材料も道具も知らない小学3年生の時。

そのイメージはスケボーだったのだが。

 

 これまでにこんな失敗を何度してきただろうか。

 

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 今回の失敗

 今年もあちこちからキュウリが届けられている。

色々な種類のキュウリの漬物をする姿を見て、ほかに何か方法は無いのかと呆れていた。

 テレビで、日がたったキュウリを水に浸すと、新鮮さが復活すると説明していた。

 2色の食用色を多めに入れた水に、5日ほど経ったキュウリを浸けてみた。

キュウリの白い部分(内側)に色が付くだろうと。

・・・新鮮さはわずかに復活した。

・・・切ってみると白いまま、色はまるっきりついていない。

 その後、半分に切ったり、皮(緑)の一部を削ったら、その部分には色が付いた。

だが、キュウリの内側に色が付かなければ意味がない。

予想通りの色が付けば、次は水耕栽培の実験をしようと計画していたのだが、まるっきり色が付かないとは・・・残念。

 

いつか「どうだ!」と自慢してみたい。

 

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上)一瞬開いてくれた綺麗な模様の裏は~下の写真

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