技能実習制度が介護職にも拡大された

 「・・・白に黒もようのまだら牛・・・」この文書に何日、何回考え込んだだろう。

全体の文書は記憶にない、小学校の国語。

 白に黒もようが牛なのに、なぜ「白に黒もよう」と表現するかがわからなかったのだ。

 先生は「まだら」の説明はしたが、私の問いを無視した・・・先生も知らなかったのではないかと疑っていた。

 

  当時の北海道はすべて乳用牛だから、ホルスタイン種しかいなかったのだ。(家庭料理で牛肉を使うのは1975年頃からと思う)

数年後テレビで、カーボーイが牛を移動する『ローハイド?』を見て、肉牛を知ったのだった。

 

保育園での新年民謡発表会

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 こんなことを思い出したのは、「外国人技能実習技能実習法)が改正され、介護士もその対象になる」ことが、朝の番組『とくダネ』で取り上げていたからだ。

 

 技能実習法は、経済発展を担う人づくりに協力することを目的としており、平成5年に創設された法で、国際協力・国際貢献を担うものと評価(?)されているそうだ。

 

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 友人の牧場でも、東南アジアから就労者を迎えた。

だが言語・文化風習の違いでトラブルが多く、日本人による『牧場ヘルパー制度』ができたこともあり受け入れは無くなった。

 その後、縫製業・金属加工業などでも結果は同じであった。

これらの状況を見て、制度の運用に問題があるように思った。

 「研修だから賃金は安くていい」と売り込む者がいて、働き口を求める者を機械的に就労の場に振り分ける者がいる。

チェック機能がうまくいっていないようだ。

 

民謡を喜んでいた子も疲れて 

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現地法人を持つ、あるいは取引先がある大企業は、自社の労働者の技術振興を進めるために有効な(企業単独型)制度だろう。

 

零細企業は、手続きから人集めまでできないので、監理団体なるものがその任に着き(団体監理型)、これが問題を起こしている。

技能を身に着ける、技術の向上を図る目的をよそに、監理団体やその取り巻き(ブローカーなど)がピンハネし、就労先では労働規約違反し、国に戻ればその職には就けないといった事が起きている。

 

コガラ  雪深く山奥に入れないので古い写真

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発展途上国の人を嫌われる職種に穴埋め就労させ、他国に外貨をもたらし、両国の経済協力を担う』とはっきり本音で表現したほうが、運用規則やチェック機能が具体化できると思うのだ。

 

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 ブログには適していない内容であると思いつつ掲載させていただきました。