何度も書き換え、書き換え3日が過ぎた。
当初の考えとはまるっきり異なるものとなった。
・・・・・独り言。
私には子供がいない。
だから、姪・甥、友人や近所の子供と交流をさせてもらっていた。
プラスティック製の大きな衣装ケース2つに、お菓子やプレゼント用のおもちゃを用意して、好きなものを2個だけ選ばせるのだが、その時子供の気持ちや性格を感じることができる。
栗の木
私よりも1年前に建てた家に住む小学低学年の姉妹が、ある日真剣に言った。
「おじちゃん、どうして家を建てたのさ・・・私たちの家は誰が建てるの・・・もうお金ないでしょ」
その子たちは親を「お父さん・お母さん」と呼んでいたので、私をパパと呼ぶように言うと、イヤと断った子供達。
私達が子供の頃、お金に対する意識はあまりなかったが、今の子育て世代が子供の頃あたりから、経済的意識が強まったように思う。
その子供たちも大きくなり、世代交代して段々と来てくれる子は減り、今は用意している菓子もおもちゃも僅か。
私は末っ子、兄弟は男6人(内2名は他界)、女1人と、交流も見たこともない養女(姉)もいる。
それぞれ子供(私の甥・姪)がいる。
私と妻どちらが先に死んでも、3/4が相続でき、1/4は死んだほうの兄弟又は甥姪のものとなる。
私の親が他界した時、相続の問題は起きなかったが、住所確認などの事務手続きに数か月かかった。
相続法が変わる見込みがないだろうから、私が妻より先に死んだとき、事務処理がどうなるかを考えると不安になる。
甥に私の養子にならないか? 苗字も生活も今のまま、変わるのは両方から相続できることと言っても、魅力がない財産に乗ってくる者はいない。
どんな悪口を言い合っていても、親は親と思う気持ちを持っていることを嬉しく思うのだが。