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農協改革は出来るのか?

  農協改革は、小泉進次郎部会長の努力もむなしく、農林族議員の圧力に屈して第一弾を終えた。

 昔ながらの専業農家の多くは『組合勘定』(組勘)などにより、生産・販売・事務のすべてを農協に依存している。

 農協に金で押さえつけられている農業者は、武力で押さえつけられている国とある意味同じ状況で、声をだすすべもないようだ。

 農協にどっぷりつかっている農業者に、自分の収支バランスを理解している人は少ない。

 農地や大型農機具を買ったとき、「どのくらいでペイするの?」と聞くと「分からない・・・農協が指導したから」

 補助金を受けるとき「8割補助で800万儲かった」と農家は言う。  200万円の借金をする自覚は無い。

商工者は「8割補助で200万を支出する価値があるか」を考える。

 

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オオルリ

 

 業者に販売するとすぐに現金になるが、農協はそれを販売してからマージンを取り、年末にまとめて組勘に振り込む。

 農家は生産資材から税金・生活用品まで組勘払(=借入)であるから、組勘の利用すべてに利子がつく。

 だからと言って、農協からの膨大な借金を返せないから、主な販売ルートを業者に替えることはできない。

 

 私の年代あたりから、法人化したり、収支バランスなどに目を向けた人は、独自の販売ルートを確立しつつある。

 農林水産省は農業の6次産業化を推奨し、マスコミもこれを美化して取り上げている。

    自分の生産物(1次産業)を加工し付加価値を付け 

   (2次産業)自分のルートで販売(3次産業)する。      

    これを合わせて6次産業と称する。

 確かに農業者が生き残る手立てとして有効であるが、1次産業では生活は成り立たない事を、農林水産省自らが認めていることだ。

 

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オオルリ

 

 例年になく降り続く雪に多くの人々が疲れ切っている。

私の周りでは、その都度大型機械で除雪し、最寄りの空き地まで排雪されている。

 そもそもは、農家の大型機械は年のほとんどが活用されていないことに疑問を持ったことが始まりであった。

 農業者は冬季間、地元の土木業者に雇われていたが、今はその仕事も無くなった。

「機械はあるのだから、それで市街地の除雪をしないか」と私が農業者に声を掛けた。

 彼は「長距離の移動で1・2軒の除雪ではペイしない」と言う。

 ならばと、私が相当数の軒数と排雪場所を確保し事業が始まった。

 数年後には、その当時(最初)の農業者は需要も多くなり、除雪仲間(農業者)を増やし、今はその仲間が私の地域を担当している。

 1人が3地域程度を担当し、私の地域だけで1シーズン70万円程の収入となっている。

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スズメ  右のスズメの上下の口ばしには、黒い線が付いており、目の形も丸くないと思う。スズメではないのだろうか?