札幌都心で障害者の社会環境(バリアフリーなど)を、車いす利用者で調査したことがある。
終えての懇談会で、「段差で動けなく困っていた時、それを見ながら誰も声をかけてくれなかった」と障害者が発言した。
そして会場は同情の声とあわれみの拍手が続いた。
私はためらいながらも、このままではまずいと思い発言した。
誰が声をかけるべきだったか?「手伝ってください」となぜ言わなかったのかと。
どうすれば良いのかがわからない通行人に対し「手伝ってくださいの」一言があれば、貴方の悔しさも、親切な通行人の悩みも解決したはずだと。
(もちろん通行人から声をかけられるようになるのが理想
なのだが)
皆から同情を受けて満足している雰囲気の中で、発言した私も聞く側の人にも厳しい発言だったが、これが『障害者に哀れみで接してほしくない』と言うそのもの。
主体者が、主導権を持つ者であることを自覚してほしい。
今日はファイターズの日本シリーズ進出決定で気持ちがいいので、写真を多く添付しよう。
いつも身近な自然を美しく表現している、『ばう』(id:masatdm1951)さんのブログで、酔芙蓉(すいふよう)があった。
『風の盆恋歌』という小説(高橋治著)や、歌(石川さゆり)の中に出てくる酔芙蓉は、寒い北海道では露地栽培は出来ない。
私の知人がこれに何年も挑戦し、数年前の暑い夏、ついに露地栽培に成功した。
記録として沢山の写真を撮って、その後彼女は再度の挑戦はしなかった。
朝の酔芙蓉は白い。 左上の赤いのは昨日咲いてしぼんだもの。
開花は1日限り。
昼頃はピンク
夕方頃
北海道ではヤーコンの花はめったに見られない。(温暖化で以前よりは見られるが)初霜で花が咲く前に落ちてしまう。
写真は初霜の前に咲くことができたヤーコンの花。
夕焼け