地域活動は実践のみ

 地域活動は素朴で場当り的な活動の積み重ね。

その活動の中から信頼関係や仲間意識が生まれる。

時にはお世話になり、時にはお世話して、そこに笑顔ができる。

   { 国は自治体に「地域福祉計画」をつくるように提案している。

    これまで不況の年代ごとに何回も提案されているが、

    計画策定率は2割に満たない。

    それも多くは、形だけの計画をつくって、事実上自然消滅している。

    せいぜい「行動計画」にとどめておけば良いと思うのだが・・・}

 目的や趣味で気の合うものが行うボランティアは、

いやなことがあったり、都合が悪くなればそこから出ればいい。

町内会活動(地域内でのボランティア)はそこから出ることは出来ない。

だから強制的活動や無理強いをすると村八分をつくる可能性がある。

参加しやすいキッカケづくり、自然体の活動、挨拶(声かけ)が基本。

高齢者のアンケート調査では、「声をかけてほしい」が圧倒的に多い要望になる。

     ・・・おれおれ詐欺などの、出だしの会話の部分は声かけだ。

 

ついつい、意図しない内容になってしまった。

そもそもは、99歳の認知症の父親と二人暮らしの60歳代の独身無職男性(親の年金暮らし)が相談に来たことから始まる。

父親が数日前から、足に触れるだけで痛がって寝たきりだと・・・

私の名前に反応するが会話にならず。 顔にあざがある・・・たたいたと言う。

救急搬送し入院となる。

定期的にケアマネージャが訪問していたが、金が無いの口癖に、

担当者も方向性を出せない状態であったようだ。

治療後は、特養入所待機中まで病院の療養病床対応とした。

民生委員も福祉担当も分かっているが、表現の仕方がわからないという。

私が現職のとき、家庭訪問をすること、地域に入ること、名前を売ることを

指導していたがまだまだ足りないようだ。

問題ある者が来るべきで、来ないから問題はなしと片付ける。

職員削減にも問題がある。

「給与を削減しても人員の削減は最小限に」との私の考えは少数派であった。

 

下記は、関東大震災で罹災者自身が布団を製作している記事

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