広島の土砂災害の恐ろしさを感じます。
犠牲になった方々に哀悼の意を表し、お見舞い申し上げます。
その土地に住宅を建てるべきであったかと専門家は指摘しています。
公営住宅も隣接してあり、行政は問題無いと考えていたのでしょう。
避難指示や避難勧告の発令についても指摘されています。
防災担当専門の部署は無いのが一般です。
建設課、福祉課、住民課などの関係する課(部)はありますが、
避難指示や避難勧告の発令のように多課にまたがるものの担当は総務課です。
総務課は国や都道府県の指導で防災計画をつくるが現場を知りません。
また行政マンの悪い特徴で、新たな行動(発令)で失敗を恐れます。
避難指示を出すことは、避難所の確保、職員の配置など経費が膨大にかかり、
災害が起きなかった場合、他課の予算を削減している者が無駄な金を使ったことで批判されることを恐れるのです。
判断が困難な場合の判断は、市町長が決断すべきと思います。
過去にもありましたが、このようなときに市町長が不在にすることは問題です。
雨水を大量に吸う大木(写真はヤチダモの木)