選挙では現金や品物が付き物と言われる。
だから1期4年の報酬の半分は手元に残らない・・・選挙資金に回る。
企業や個人からの政治資金の一部は帳簿に載せない・・・裏金作り。
選挙前後に候補者の関係者が大金を預金から引き出したり、
同じ商品を大量に購入する。・・・ブツの準備。
金や品物を配布する仕組みが確立していない候補者は、
投票用紙の記載方法を指示し、それは開票のとき明らかになる。
各候補者の片腕たちが開票立会人だから、票のチェックに時間がかかる。
右上に書く・・票、上に横書く・・票、裏に書く・・票 と数を数える。
記載方法の種類が、票を取りまとめた(ブツをばらまいた)者の人数。
ブツのばらまき体制が確立した候補者はこのような書き方が無くなる。
地域や情勢により異なるが、町村の相場は、1表 数千円で、
ブツをばらまく者の取り分は数万円から数十万円になる。
ブツを受けるのが当たり前になっている者に聞いたことがある。
「もらうものをもらって、良いと思う候補者に投票したら・・」との問いに、
答えは、「悪いこととと自覚している。ブツをもらって他のものに投票することは背任行為?でもっと悪い・・・・だからブツ=投票だ・・・」
道理でもあると感心した。
子どもたちのためにも頼むぞ議員諸君。